きものダイアリー

博多織の魅力を探りに現地へ! 献上柄に込められた想いとは?

2019.04.26

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まずは博多織の歴史を探りに工芸館へ


福岡空港には滞在中のタイムスケジュールや取材場所などをコーディネートしてくださる福岡市経済観光文化局地域産業支援課のHさんが待っていてくれました。

そして最初に連れて行っていただいたのは、観光スポットとして人気の櫛田神社側にある「博多町家(はかたまちや)」ふるさと館。

歴史を感じさせる佇まいの建造物が3棟並ぶ様は「町家」そのものでした。


ここは明治大正時代の博多の暮らしと文化に触れることができる施設で、「展示棟」、「町家棟」、「みやげ処」の3棟が並んでいます。真ん中の「町家棟」は博多織の住居兼工房として実際に建てられていた町家を移築して復元したもの。福岡市の指定文化財にもなっています。

早速「町家棟」に入ってみると、建物の中は狭い間口とは対照的で、吹き抜け天井の開放的な空間が広がっていました。そして手織りの実演をしている姿が。わたくしE子、実際に機織りを拝見するのは初めて。シュッ、カタンッという音は、木や絹の持つ優しいイメージとは少し違い、思っていたよりもはっきりと手ごたえのある力強いものでした。

天井まで届きそうなほど背の高い機織り機。手前に垂れ下がっている長方形の厚紙は紋紙(もんがみ)。それぞれに無数の穴が空いていて、その穴の場所や数によって柄が決まります。何百枚もの紋紙を使用して一反の織物を完成させます。

Hさん「現在は機械織がほとんどですが、ここでは手織り職人さんの実演を見ることができます」
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