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行くなら今! 甘味の都・京都でブーム必至の次世代スイーツ店3軒

2019.02.07

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4種類ある「亥ノどら」は生地がそれぞれ異なり、餡は甘さ控えめ。

懐かしくて新しい、どら焼きの進化形
「どらやき 亥ノメ(どらやき いのめ)」


3軒目の「亥ノメ」は、京都でも珍しいどら焼きの専門店です。


北野天満宮の近くに2018年9月にオープン以来、口コミで評判が広がり、最近は遠方から訪れる人もいるほどの人気です。

一人で店を切り盛りする店主の大塚英晃さんは、神戸や東京の和菓子店を経て、京都の人気店「中村軒」に5年勤め、独立。「和菓子を気軽に食べてもらいたい」という思いからどら焼きに特化し、作りたてを販売しています。



持ち帰り用の小ぶりなどら焼き「亥ノどら」は、小豆170円、抹茶・黒糖・くるみ各190円。

通常のものより小ぶりのお持ち帰り用どら焼き「亥ノどら」は、あずき、抹茶、黒糖、くるみ餡の4種類があり、期間限定で栗やかぼちゃ、さつまいも、きんかんといった季節の素材を使ったものも登場します。 試食を重ねた末にできたという餡と皮はどちらが際立つわけではなく、味も甘さも食感も絶妙なバランス。餡は皮に合うように甘さ控えめでしっとりと仕上げ、皮は餡に合わせて生地の素材や配合を替えています。抹茶にはハチミツを、黒糖にはバターを、くるみはローストして細かくしたものを生地に混ぜ込み、餡の上にもたっぷりトッピングされています。どれもピュアな味や香りがしっかり感じられます。



喫茶メニューの作り立てのどら焼きとドリンクのセット710円。飲物はコーヒー、抹茶、和紅茶などから選べる。



店内では注文を受けてから作る焼き立てのどら焼きがいただける。

持ち帰り用のどら焼きは、皮と餡がいい具合になじむように朝に焼いた皮と2日かけて仕込んだ餡を合わせていますが、喫茶用のどら焼きは焼き立て!注文を受けてから鉄板で生地を焼いているのでふんわりとした食感と甘い香りで、バターやラムレーズン、クリームチーズなどをトッピングすると洋菓子のような味わいです。

シンプルだけどそれぞれのおいしさがじわじわと口の中で広がり、コーヒーにもお薄にも合う、どら焼き。店先で買って味わうもよし、手土産にするもよし。素朴だけれど大人にも子供にも好まれ、どら焼きの世界が一気に広がります。



喫茶店だった空間を改装した店先で販売。イートインスペースはカウンター5席。

どらやき 亥ノメ


京都府京都市上京区紙屋川町1038-22
お問い合わせ dorayaki.inome@gmail.com
営業時間 9時~17時(喫茶11時~16時)
水曜、第2・第4木曜、26日定休(25日は営業)
※イートイン可、取り寄せ不可。
※価格は税込み。

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撮影/内藤貞保

西村晶子/Shoko Nishimura

京都の老舗から新店まで、食を取り巻く文化などを独自の目線で取材。20数年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。
撮影/内藤貞保
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