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たら入りのほっこり湯豆腐。たっぷりの薬味とともに召し上がれ

2019.01.21

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たらの湯豆腐



本日は、料理研究家・大庭英子さんの『ぜんぶ小鍋』より、旬のたらを使った湯豆腐のレシピをご紹介します。具材に火が通ったら、わけぎ、かつお節、おろししょうがのたっぷりの薬味とともに召し上がれ。しょうがの効果も相まって、すぐに体がポカポカしてくるでしょう。日本酒や焼酎などとも相性ぴったりですよ。本レシピでは木綿豆腐を使いましたが、絹ごし豆腐に変えてつるんとしたのどごしを楽しんでもいいですね。

昆布の旨みが出るまで30分ほど水に浸しておきますが、朝、昆布を水に浸して冷蔵庫に入れておけば夜食べるときにすぐに使え、作り方の工程1は省けるのでオススメです。


【材料 1人分】
・生たら(切り身/4等分に切る) 1切れ分

・塩 適量

・水 2カップ

・昆布 6cm

・わけぎ(小口切り) 3本分(30g)

・かつお節 1袋(5g)

・木綿豆腐(4等分に切る) 1/2丁分

・酒 大さじ2

・おろししょうが 適量

【作り方】
1:鍋に水、昆布を入れて約30分浸しておく。

2:たらは、ざるに並べて塩少々をふって約5分置く。たらを湯にくぐらせ、表面の色が変わったら冷水に取って冷まし、うろこを取り除くように洗う。

3:ボウルにわけぎ、かつお節を入れて塩小さじ1/3を加えて混ぜ合わせる。

4:1の鍋にたら、豆腐、酒を入れて弱火にかける。煮立ってきたら、ふたをして弱火でさらに7~8分煮る。具材に火が通ったら、3、おろししょうがの順にのせる。

具を切って煮るだけの鍋料理は、とっても簡単。肉や魚にたっぷり野菜を組み合わせれば栄養バランスがよく、おかずと汁ものが合体しているから晩ごはんはこの1品でOKです。本書ではとくに、少ない食材で作る1~2人分レシピを中心に、48品の小鍋をご紹介。味つけも和・洋・中・エスニックとバリエーション豊かで、毎日作っても飽きません。新書サイズなのでかばんにすっぽり入って、電車の中で開きやすいのも特徴です。

『ぜんぶ 小鍋』大庭英子(著)
ぜんぶ 小鍋(世界文化社)

大庭英子(著)
定価:本体1,100円+税
撮影/伏見早織
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