2025年万博 開催決定！大阪から未来の健康づくり「10歳若返るパビリオン」構想も!?

AIが効果的な健康法を提案する未来に期待

「食事、運動、そして笑いが健康寿命を延ばす。健康によくても楽しくないことは続かない」―森下先生

森下　健康づくりに食事は外せませんからね。成熟世代の女性が健康寿命を延ばすためには転倒や骨折を予防することが肝心です。


それには体の筋肉を維持しながら体脂肪を減らしていくことが必要で、筋トレなどの運動とともに食事面では筋肉を作るたんぱく質を十分摂ることを心がけたいものです。

山田　“ゆるやかな糖質制限食”で制限しているのは糖質だけです。たんぱく質や脂質の摂取量には制限がなく、おなかいっぱいまで食べることをおすすめしています。

そのことにより筋肉を落とさずに体脂肪を減らすことが可能です。また、食物繊維は重要な栄養素で食後血糖値の上昇も抑えるので存分に摂っていただきたい。

森下　太っている人がやせたいときは特に糖質のコントロールがカギを握りますよね。

健康づくりは体形や体質によってプロセスやゴールが違ってくるので、体重や体脂肪、筋肉量、食後血糖値などの生体データを入力したら、AIがその人が理想の体形に近づくために最も効果的な糖質制限食や運動の方法などを提案できるようになるといいなと思います。

山田　健康づくりも個別性が大事だということですね。