パリ3大デパートの華やかなクリスマス、今年は？ 2018-19 年末年始の営業スケジュールも

プランタン本館の店内の「マルニ」の限定ショップのクリスマスデコレーション。11mの高さのツリーが壁を彩る。

今年は特別な年！
「プランタン」のクリスマスディスプレイ

今年のディスプレイをご紹介しましょう。 まずは、例年1000万人の集客を誇るオスマン通りの2大デパートから。 プランタンは、45年にわたってショーウインドー内の機械仕掛けのマリオネットを作り続けて来た職人、ジャン＝クロード・ドゥイックスが今年を最後に退くというのがニュースでした。合計75体のマリオネットが、色鮮やかなショーウインドーの中を動き回っています。






 

有名ジュエラーとのコラボレーション
「ギャラリー・ラファイエット」の
きらめくクリスマスディスプレイ

ギャラリー・ラファイエットにも同じように見事なショーウインドーがありますが、こちらはさらに、店内の吹き抜けのクーポール（丸天井）に伸びる、巨大クリスマスツリーが名物です。昔から、今年はどんなツリー？と誰もが楽しみにし、近年は、パリ一のクリスマスのインスタ映えスポットとなっています。今年はジュエリーブランド「ピアジェ」とのコラボです。

今年は、そのツリーに手が届きそうな距離まで近づける、地上16mの高さのグラスウォークも登場して話題になっています。



ギャラリー・ラファイエットの本館の名物のクリスマスツリー。



ギャラリー・ラファイエットに今年登場した、クリスマスツリーに近づけるグラスウォークはスリル満点。



ギャラリー・ラファイエットのクリスマスウインドーから。



ギャラリー・ラファイエットのクリスマスウインドーから。

 

左岸のボンマルシェも負けていない

左岸のデパート「ボンマルシェ」も、ショーウインドーでは負けていません。クリスマスツリー自体をメインキャラクターとして、ツリーが踊る機械仕掛けのショーウインドーも、店内の吹き抜けに吊るされた無数のツリーも、ファンタスティックな美しさです。ツリーをテーマにしたオリジナル商品も豊富で、食品館には、ツリー型のクリスマスケーキまであります。



ボンマルシェ店内の吹き抜けに吊り下げられた、たくさんのツリー。



ツリーがフレンチカンカンを踊るという機械仕掛けのボンマルシェのウインドー。



ボンマルシェのウインドー内で、両手を上げて踊るツリーたち。