12月4日に六本木・アルフィーで『今年のガチ納め?中西俊博のガチJAZZ！』を開催予定。出演は中西俊博（vl)、林 正樹（p）、鳥越啓介(b)、大槻“KALTA”英宣（d)。 ――そんな『ア・ラ・カルト』に、今年も多彩な日替わりゲストが登場しますね。高泉：はい。とても魅力的な方ばかりです。おなじみの春風亭昇太さんとROLLYさんに、作家の高橋源一郎さんに、篠井英介さん、レ・ロマネスクTOBIさん。ダンサー・俳優・振付家の舘形比呂一さんと日本舞踊尾上流の４代家元・尾上菊之丞さんにも初めて出ていただきます。菊之丞さんは、ジャズから演歌まで音楽にとても詳しくて、歌もお上手で。きっと菊之丞さん、そして舘形さんも、中西さんのヴァイオリンで何か踊ってくれると思います。
中西：僕はまず、あっちゃん(高泉さん)が書いてくる台本が楽しみだな。毎年、何かしら受け取るものがあって、“おっ、今年のいいじゃん！”と新鮮に感じられるんだよね。
高泉：うわ、嬉しくて泣けてきちゃう。私も稽古が楽しみ！ ただ一方で、年々緊張感も増してきていますね。みんな段々、台本や動きを覚えるのに時間がかかるようになってきているし、そもそも、忘れずにちゃんと稽古に来てくれるかな？と思ったり。
中西：そこからですか！(笑)
高泉：私達だけの問題じゃなく、こうも大きな地震や猛烈な台風に立て続けにみまわれると、12月に同じメンバーでまた集まって公演ができることが、本当に貴重なことに思えるんですよね。きっと1年の間に、お客さんにも色々なことがあったはず。いつもの『ア・ラ・カルト』でお会いできましたね、っていうところはもちろん、いや、今年はこんなふうになりました、という新しい面もお見せしたいですね。まだ出会ったことのない皆さんもぜひ！ 若い方や、仕事や家事・育児で忙しかったけど、やっと少し時間ができてきたという方々に、こういう舞台をもっともっと楽しんでほしいなと思います。
