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レシピ

秋の味覚と冬の風情、両方を味わえる栗あん入りの和菓子

2018.11.18

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【作り方】
1:栗あんを作る。栗をたっぷりの湯で鬼皮ごとゆでる。だいたい20~30分ゆでたところで1個食べてみて硬さを見る。ゆで上がったらざるにあけ、粗熱を取り、冷ます。

2:1の栗を包丁で縦半分に切り、スプーンで栗の中身をていねいにかき出す。この時、渋皮が少し入っても味の深みとなるのでかまわない。

3:2を鍋に移してマッシャーでつぶしたら、グラニュー糖と水を加えて練っていく。全体が混ざって、ほどよい加減になったら火を止める。


『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 

4:3をステンレスバットに移し、水で濡らして固く絞ったさらし布をかけて熱を取る。きめ細やかさや繊細な口当たりを求めるなら、裏ごしすればよりなめらかになる。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 

5:栗あんは150g使用。1個30gに分けて丸めておく。バットに片栗粉をふるっておく。

6:求肥生地を作る。鍋に餅粉を入れて、分量の水を3回に分けて加えながら、よく混ぜ込んでいく。

7:餅粉が完全に溶けたら、鍋を中火にかけ、鍋底と鍋肌を焦げつかせないよう火加減に注意しながらしゃもじで練る。

8:7を練り上げて透明感が出てきたら、グラニュー糖を3回に分けて入れ、均一になるようにさらにていねいに練っていく。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 

9:グラニュー糖が十分に生地となじんでつやがよくなったら、仕上げに水飴を入れてよく混ぜる。水飴を加えると、初めは分離したようになるが、混ぜていくうちにコシのある状態に戻る。

10:片栗粉を敷いたバットに、9の求肥生地を取り出す。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

粗熱が取れたら、内側に片栗粉が入らないように注意しながら二つ折りにし、生地をのばさないように持って、5等分にちぎり分ける。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 

11:ひとつずつ手にのせ、準備していた栗あん玉を中央にのせる。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 

12:あんをのせていた左手を返し、右手であんをつまむように持ち、

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

左手の親指と人指し指で輪を作ったら、あんに沿わせるようにして生地をのばす。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

生地をつまんで集めたら中央でとじるようにする。生地が冷めないうちにすべて包み、形を整えて、余分な粉を払う。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

 


『京都・和久傳 料亭のできたて甘味』では、名店のレシピを初公開。料亭から生まれた甘味、おもたせ用お菓子を、家庭で作れるレシピ付きでご紹介。あの「西湖」をはじめ、四季おりおりの甘味が、美しいビジュアルで楽しめる一冊です。

『京都・和久傳料亭のできたて甘味』紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)

紫野和久傳(監修)・関谷江里(文)
定価:本体1,500円+税
撮影/ハリー中西
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