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パリの定番メニュー、温かいシェーブルのサラダ。はちみつをかけても

2018.10.28

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温かい山羊のチーズのサラダ

秋から冬へと移り変わっていくこの季節にぴったりな、温かいチーズを乗せたサラダをご紹介しましょう。使うのはサントモール。まわりを白カビにおおわれた棒状のシェーブルチーズ(山羊の乳を使ったソフトタイプのチーズ)です。スライスしたバゲットの上にこのシェーブルチーズを乗せてオーブントースターなどで柔らかくなるまで焼いてサラダに乗せたらできあがり。

パリのカフェなどでは、このサントモールのほか、クロタン・ド・シャヴィニョルと呼ばれるシェーブルチーズを使ったサラダが定番になっています。お好みで、焼きたてのチーズの上にはちみつをかけるのもおすすめ。お好みでサラダの葉にハーブを混ぜてもおいしいですよ。ドレッシングのエシャロットビネグレットはサラダオイルを使っていますが、フランスでは代わりにピーナッツオイルもよく使われます。またヘーゼルナッツオイルなどを少量加えると風味に深みが出ますので、手に入ったらぜひ試してみてください。世界的な料理プロデューサー・狐野扶実子さんの『まいにち、サラダ』より。

【材料 1人分】
・シェーブルチーズ(サントモール) 1/3~1/2本


・バゲットを厚さ1cm程度に切ったもの 3~4枚

・エクストラヴァージンオリーブオイル 適量

・サラダの葉(グリーンカール、ミックスリーフなど) 約45g

・チャービル 適宜

・黒こしょう(粒) 適量

■エシャロットビネグレット(作りやすい分量)
・ベルギーエシャロットの みじん切り 15g

・赤ワインビネガー 大さじ1と1/2

・塩 小さじ2/3

・サラダオイル 50g

【作り方】
1:エシャロットビネグレットを作る。ボウルにベルギーエシャロットのみじん切り、赤ワインビネガー、塩を入れて混ぜる。

2:泡立て器でよく混ぜながらサラダオイルを少しずつ加え、乳化させる。エシャロットビネグレットのでき上がり。

3:シェーブルチーズは1cm強の厚さに切る。

4:スライスしたバゲットの片面にオリーブオイルを軽く塗り、シェーブルチーズをのせる。

5:オーブントースターなどで、チーズが十分に温まり柔らかくなるまで焼く。

6:チーズを焼いている間に、サラダの葉をエシャロットビネグレット大さじ1であえる。

7:皿に6を盛り、焼き上がった5をのせる。こしょうを挽く。チーズが熱いうちに食べる。

狐野さんの『まいにち、サラダ』は、スーパーで買える材料で簡単にできるサラダからご馳走サラダまで101品。盛り付けもうっとりするほど美しい、サラダ本のバイブルとなる1冊です。

『まいにち、サラダ』狐野扶実子(著)
まいにち、サラダ(世界文化社)

狐野扶実子(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/坂本正行
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