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初秋の嵐山で出会う華やかな日本料理

2017.09.15

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屋形船で大堰川を遡って宿へ。初秋の嵐山に包み込まれるような典雅なステイを 

平安貴族も川遊びを楽しんだという京都・嵐山の大堰川。「星のや京都」ステイは、その渡月小橋のたもとにある白い瀟洒な船待合から始まります。 船待合に漂う静かな空気は、これから過ごす宿での時間の穏やかさを告げているかのよう。チェックインはここで。そして宿へは船に乗り、川を遡って向かいます。




日常と非日常の境目の船待合でしばし一息。目の前の上り桟橋から乗船、しばらく船は嵐山の賑わいの中を進みます。 しかし蛇行する川の流れに沿て5分ほどすると、世界は一転。両岸の山の緑はどこまでも深く、空気は清らかに凛として、幽玄な雰囲気に。程なく宿の桟橋が見えてきます。

[embed]https://youtu.be/lIH6Gvrd4P0[/embed]


2017年7月にリニューアルオープンしたばかりの船待合。お土産コーナーもあるので、帰りにもぜひ立ち寄って。



初秋の日差しが水面にきらきら。保津川下りの終点を過ぎると、川の周辺は一気に静けさに包まれます。

ここは、江戸時代初期の豪商であり、大堰川の開削に尽力した角倉了以(すみのくらりょうい)のライブラリー兼住居が建っていたという由緒ある地。伝統的な和空間にモダンなエッセンスが加味された25の客室が、川を見晴らすように連なっています。大きな窓を開ければ、川風と木々のざわめき、鳥の声に部屋中が満たされるよう。濃い緑をたたえた大堰川の水面を眺めていると、今が21世紀であることを忘れてしまいそうです。 

嵐山に住んでいたという明石の姫君もこの景色を見たのかしら、心細かっただろうなぁ…、でもあの頃はまだ角倉了以の大堰川開削工事のずっと前だったから、もっと野趣ある風景だったのかもしれない…。何にも邪魔されない心安らかなひとときに、時空もフィクションも飛び越えた想い(妄想!?)も広がります。 

1000年を超えてなお、嵐山の地が人々を魅了し続けるのは、この包み込まれるような空気に癒されるからかもしれません。時折、対岸を通過するトロッコ列車もノスタルジック。パソコンもスマートフォンも今は忘れて、何もしない贅沢を全身で享受しましょう。 





スイートタイプの和室リビングルーム。宿自慢の「畳ソファ」に座れば、正座したときと同じ目線で景色を愛でることができます。 






和モダンな雰囲気で統一された寝室ももちろんリバービュー。樹齢を重ねた大木が窓辺を彩ります。 
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