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更年期から黄金期へ!ホルモンの力を上手に利用する方法は?

2018.10.12

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男の更年期 女の更年期 第2回(全6回)

男の更年期 女の更年期 50代は、女も男も輝きながらワンランク上の人生を謳歌する、黄金の人生のスタート地点です。だからこそ、ホルモンの力を高め新たな挑戦や夢の実現に向かうエネルギーを充満させたいーー。今は医学の力や、代替療法などでホルモンの分泌をコントロールし、ご自身が快適に生きる選択が可能に。人生設計に合わせ、体とのつき合い方を考える時です。前回の記事はこちら>>

ホルモンの力を上手に利用して50代から、理想の人生を実現させる


50〜70代は女性が人生を謳歌できる黄金期。そして、健やかな熟年世代への準備期。ホルモン量の減少がもたらす諸症状が人生計画を邪魔しないよう、自分に合った方法でホルモンの力を補いましょう。

集中連載「男の更年期 女の更年期」第2回では、女性医療クリニックLUNAグループ理事長 関口由紀先生に、ホルモンの力を上手に利用する方法ついて教えていただきました。

関口由紀先生


女性医療クリニックLUNAグループ理事長
関口由紀先生

ホルモン分泌の低下をただ自然に任せていると生活の質は著しく下がる


「閉経後の女性は生殖機能を卒業し、煩わしい月経のトラブルからも解放され、自由を謳歌できる最も楽しい黄金期を迎えます」と語るのは、“女性がいくつになっても元気できれいであることを全力でサポートする”女性医療クリニックLUNAグループ理事長の関口由紀先生。

「55歳から75歳は豊かな円熟シーズンであり、輝ける黄金期。同時に、その後に訪れる熟年期を健康に過ごすための準備期間でもあります。問題は、この貴重で大事な時期に“女性ホルモン量の減少”という避けがたい試練が訪れること。

私たちは、それによって心身にもたらされる影響を正しく知り、手段を講じなければなりません。なぜなら何もせず自然に任せていると多くの弊害が生じ、QOL(生活の質)を著しく損ねるからです」

女性ホルモンの欠乏は泌尿生殖器の萎縮、頻尿、尿失禁、高血圧、高脂血症、骨粗しょう症、筋力低下、うつなどの要因となり、心疾患や脳血管障害を引き起こす動脈硬化や、認知症のリスクも高めます。特に75歳を過ぎても“痛みがなく動ける体”でいるには骨量と筋肉量の維持が必要不可欠です。

「生涯現役で過ごすために、更年期以降の女性がそれまで以上に意識して予防しなければならないのは、これらの症状とがん。つまり“女性ホルモンの維持とがん検診”で更年期から必要なエイジングケアはほぼ網羅できるのです」

更年期から必要な6つのエイジングケア


1.血管を守る
2.骨を守る
3.うつ状態を防ぐ
4.皮膚の老化を防ぐ
5.筋肉量を維持する
6.がんを早期に発見する

*女性ホルモンのレベルを維持することは1~5につながる
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