TOP
健康
知っておきたい「便秘外来」。今、大きく変わり始めている治療法とは

健康

知っておきたい「便秘外来」。今、大きく変わり始めている治療法とは

2018.10.05

国立病院機構久里浜医療センター便秘外来案内

■主なスタッフ

医師1名、看護師４名

■主な連携先の診療科

肛門科、消化器外科、思春期精神科（小児のみ）

■診療案内

神奈川県横須賀市野比5‐3‐1
TEL：046（848）1550（代表）
https://kurihama.hosp.go.jp/

電話で予約のうえ、初診外来を受診。65歳以上の人は紹介状を用意することが望ましい。受診の詳細については病院のHP「IBS・便秘外来を受診される方へ」をご参照ください。

診療日／月曜・金曜　8時30分～11時（受付）
※電話の予約・お問い合わせは13時30分～15時

●水上先生は、下記の医療機関でも便秘外来の診療を担当
横須賀タワークリニック
火曜午前　要電話予約
神奈川県横須賀市大滝町2-6 リドレ4階
TEL：046（821）0008

■費用

保険診療（患者負担1～3割）。

■参考情報

●便秘外来を開設する医療機関を知りたいとき
消化管障害に関する総合情報サイト「おなかのはなし.com」https://www.onakanohanashi.com/patient/

慢性便秘症などの治療薬を販売するマイランEPD合同会社では、疾患啓発を目的に一般向けに消化管障害に関する総合情報サイト「おなかのはなし.com」を開設。

便秘症について相談可能な登録医療機関の情報も公開しており、同HPトップ画面の「医療機関を検索できます」から都道府県別に検索することができる。

水上健（みずかみ・たけし）先生

1990年慶應義塾大学医学部卒業。2000年医学博士。横浜市立市民病院内視鏡センター長などを経て11年より現職。慶應義塾大学医学部消化器内科非常勤講師、ハイデルベルク大学Salem Medical Center客員教授も務める。専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群・便秘の診断・治療。成人だけでなく小児の便秘診療にも力を入れている。『慢性便秘症診療ガイドライン』作成委員としても活躍。近著に『慢性便秘症を治す本』（法研）がある。

【連載】知っておきたい！頼りになる専門外来

第1回難治性の皮膚病「乾癬」の治療に、患者と二人三脚で取り組む専門外来第2回足のトラブルは“万病のもと”。軽視すると将来は寝たきりにも第3回視覚障害を抱える人は年々増加。「デジタルビジョンケア外来」とは？第4回更年期以降、手の疾患のリスクは高まる。しびれや痛みは「手外科専門医」へ第5回「便秘外来」。今、大きく変わり始めている治療法とは第6回「肥満外来」って？痩せるためにどんなことをするの？第7回「太りやすい」を根本から変える！肥満外来のノウハウに学ぶダイエットのコツ第8回更年期のさまざまな不定愁訴に対応する専門外来「女性総合外来」

「金曜連載_医学」その他の記事はこちら医師にいうのは要注意「治療法は（わからないので）お任せします」脳内ホルモンは心身を整え、治癒力を高める“天然の薬”AI（人工知能）による画像診断で、未来の医療はどう進化するのか →「金曜連載_医学」をもっと見る

取材・文／渡辺千鶴　撮影／八田政玄

「家庭画報」2018年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

フォトギャラリーを見る