次に、数秘術で読み解くと自己理解や他者理解が進み、人間関係がスムーズになるということをお話ししたいと思います。
私の場合は、2人の娘との親子関係が、以前よりもさらによくなりました。
私のファーストナンバーは「6」、セカンドナンバーは「3」、サードナンバーは「5」、
長女のファーストナンバーは「9」、セカンドナンバーは「11」、サードナンバーは「11」、
次女のファーストナンバーは「2」、セカンドナンバーは「3」、サードナンバーは「1」です。
長女は9という1番大きな数字をファーストナンバーに持ち思考が複雑で深みがあります。しかも、感性が鋭いマスターナンバー「11」を2つも持っています。
対して次女の数字はすべて小さいもの。優しくて天真爛漫、そして起動力があります。
たとえば、こんな例がわかりやすいかと思います。
楽しいことが好きな「3」を共通して持っている私と次女が「今日はおいしいものを食べに行こうか」と盛り上がる。長女も加わって「じゃあ、Aに行こう」と言う。物事に悩みやすい「2」を持つ次女が「うーん、Bもいいな、でもやっぱりCもいいかな……」と言い出す。私はせっかちな「5」を持っているので、「早く決めて！」と言う。次女は悩む、落ち着いた思考でリーダーシップも示す「9」を持つ長女が「じゃあ、Bにしよう」と言って決めてくれる。
以前からこういうことがよくありました。皆さんのまわりでも似たようなことはよくあるのではないでしょうか。
以前は次女をせっついてしまっていたのですが、数秘術で読み解きをしてからは、「次女が悩むのは当然のことなんだ」と捉えられ、長女がきっといい方向に導いてくれるはず、とのんびり構えられるようになりました。
これは親子関係での例ですが、会社での上司・部下の関係、同僚同士、あるいは友人関係や恋人同士……、どんな関係でも数秘術を使えばコミュニケーションがもっとうまくいくようになりますよ！
これからも、皆さんに、数字の持つパワーや魅力をお伝えしていきたいと思っています。数秘術をコミュニケーションツールとして使って、人間関係をよりよくしたり、夢への扉を開いていっていただけたらと願っています。
