エンターテインメント

感動のハーモニーが再び! 中川晃教さんが『ジャージー・ボーイズ』に出演

2018.08.16

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今年6月~7月に上演された舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~では主人公の星野鉄郎を演じ、テーマ曲も手がけた。

――確かに“天使の歌声”と称されるフランキー独特の高音を出せる俳優がいなければ、上演すらできない作品です。米国のオリジナルプロダクションでは、見込みのあるフランキー候補10数名で“フランキー・キャンプ”と呼ばれる特訓を行うとか。それでも実際にステージに立てるのは1人か2人だそうです。


「そこはやっぱり、ザ・フォー・シーズンズのメンバーでもあった『ジャージー・ボーイズ』の作曲家・プロデューサー、ボブ・ゴーディオのこだわりなんでしょうね。劇中でも“こいつのために俺は曲を書きたいんだ!”と語られるように、ボブ・ゴーディオがフランキー・ヴァリの声に恋をして生まれた楽曲が、ふんだんに盛り込まれた作品ですから。僕もボブ・ゴーディオの審査を受けたんですが、“フランキー・ヴァリは誰にでもできる役じゃないんだ”という彼の熱みたいなものを感じました」

――どういう形の審査だったのでしょう?


「仕事の都合で、ナッシュビルにいるボブ・ゴーディオに会いに行くことがどうしてもできなかったので、デモテープを送りました。最初は3曲、次に6曲。どれも地声とファルセット(裏声)とトワングという高度な発声方法の全てが要求される歌で、歌唱指導の楊淑美先生のレッスンを受けながら、求めているものに近づけていくような感じでした。フランキー・ヴァリは、そうやってようやく手中に収めた役なんです」

――実際に演じてみて、どうでしたか? ザ・フォー・シーズンズの他のメンバー3人がWキャスト(TEAM REDとTEAM WHITEの2チーム制)の中、中川さんだけシングルキャストで大変だったのでは?


「大変でした(苦笑)。これまで出したことのない声で、初演の41ステージをシングルキャストで最後までやれるのか?という不安もありましたし、もっとできるんじゃないかと思いつつ、ちょっとでも無理をして違う発声をしたことで、自分が責任を果たせなかったら……というジレンマもあって。この2年間、再演に向けてずっとボイストレーニングを続けてきたので、初演の時に悔しかった、もっとできるんじゃないか、もっと極めたかったという思いは、今回ちょっと挽回できるかなと思っています」
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