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医者の説明がちんぷんかんぷん、そのとき患者がすべきこと

2018.08.17

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有意義な対話を行うための4つのプロセス


イラストレーション/平松昭子

尾藤先生は、患者主体のインフォームド・コンセントには次の4つのプロセスが必要だといいます。

(1)心に余裕のある状態で臨む。

(2)そのうえで医師の説明を聞く。
(3)自分が理解したかどうかを確かめる。
(4)ちゃんと迷って、決断する。

患者がパニック状態だったりひどく落ち込んでいたりすると、医師の説明を冷静に聞いて正しい判断をすることができません。今の状況を正しく受け止めて、これから受ける医療について前向きに考えられる心の余裕を持って臨むことが、主体的に話を進める1番の基本となります。

ところが、いざその席に着くと、医師の話はたいてい難しくてわかりにくい。実は、医師はインフォームド・コンセントにおいて、患者にどのような説明をすべきかに関して体系的な教育を受けていないことが多いといいます。

患者が理解できるように話すことよりも、説明責任を果たすことに重きが置かれ、医療者同士で行うカンファレンスのような、あるいは学生相手の講義のような説明が延々と続くことに――。

「食べ物にたとえるなら、味を知りたいのに製造過程を細かく説明されているようなもの。そのような話が止まらなくなったら要注意。患者さんが知りたい話の方向へ舵取りをする働きかけが必要です」
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