フィギュアスケート

羽生選手から町田さんまでジャパンオープンとロシア大会、カナダ大会を追う

2017.11.01

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■番外編 ロシア大会(10月20日~22日現地時間)


羽生結弦選手 ロシア大会(ロステレコム杯) 290.77点(SP94.85点、FS195.92点)


ロシアで10月20日~22日(現地時間)まで行われていたロステレコム杯。平昌五輪での台乗り候補である羽生結弦選手とネイサン・チェン選手が早くもぶつかることから、日本では地上波のゴールデンタイムに放映されるほど、注目度の高い試合でした。GPシリーズの初戦は優勝を逃してしまうことが多いといわれる羽生選手ですが、追い上げたものの今回も2位でフィニッシュ。「世界最高作品」と自信をもって臨むSPショパン「バラード第1番」で着氷の乱れや回転不足、転倒など、羽生選手にしては珍しいジャンプミスが目立ち、94.85点でネイサンに注ぐ2位スタートとなってしまいました。

しかし、FS「SEIMEI」では試合で初めてとなる4回転ルッツを成功! そのほかサルコウ、トウループと3種類の4回転を着氷させたものの、ループが3回転になってしまい、SPでの差をわずかに詰め切れず、優勝を飾ることはできませんでした。でも、FSで4回転を4本跳んだネイサンに対し、4回転は3本だったものの質の高いスケーティングで首位に。悔しさもあるでしょうが、現時点ではまったく焦る必要はないと思います。ここから調整して、いかに来年2月のオリンピックにピークを合わせるか、ということだけを考えていけばいいのではないでしょうか。


五輪連覇を目指す日々、それは選ばれしものにしか分からない重圧との戦いの日々でもあります。その誇りと重みを一人で抱える羽生選手の心持ちを思うと言葉になりませんが、でもロステレコム杯の試合後に「いつか4回転アクセルを跳びたい!」と語った言葉から、本当にフィギュアスケートが好きなんだということが伝わってきます。11月10日から始まるNHK杯。緊張感はあると思いますが、日本ならではの温かい空気の中で、楽しみながら演技できるといいですね。

 


GPシリーズ第1戦、ロステレコム杯のエキシビションでは「ノッテ・ステラータ 星降る夜」を披露。ロシアが誇る指導者タチアナ・タラソワさんから「ぜひ滑ってほしい」とCDが送られてきたのは有名な話。
(写真は4月の国別対抗戦)

 
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