【問題】 接待での服装で、重要なことはどれでしょう
（1）女性らしさを強調した服を着る
（2）靴の手入れをしておく
（3）印象に残るように、多めにアクセサリーをつける
文／おおさわ千春（服飾スタイリスト）
接待は仕事の相手をもてなすことです。また、接待する側の女性の立場は、上司のサポート役の場合と、接待の中心である場合があります。
どちらにしても、「一緒に食事をして楽しみましょう」ではなく、「取引先の方に気分良くなっていただく」ことを第一に考える必要があります。ファッションもそれを第一に考えてください。
男性の場合は、きちんとしたスーツにネクタイという定番があります。女性の場合も、失敗がないのは、ジャケットにスカートかパンツを組み合わせることでしょう。
そこにインナーブラウスをちょっと色目のあるものにするなど、オフィスにいるときよりも、少しだけ女性らしさを加えたほうが良いかもしれません。また上品に見えるワンピースも良いでしょう。ジャケットとの組み合わせもありますね。
どちらにしても、大切なのは清潔感。スカートは、膝が隠れる程度の長さが基本です。
体の線が出るタイトなものやボリュームがありすぎるのもNGです。ぴったりしすぎのパンツや露出度の高いワンピースなどは、ビジネスでのお付き合では悪い印象を与えてしまうかもしれません。
でも地味に徹する必要はありません。アクセサリーで女性らしさ出すのは良いでしょう。派手すぎないブローチやモチーフネックレス、あまり大きくないイヤリングなどがおすすめです。
靴はパンプスが原則。ミュール、ブーツは絶対にいけません。そして、靴のお手入れ、ブラウスのアイロン掛けといった準備もお忘れなく。
細かな点をきちんとしている女性は、ビジネス上でも信頼されますから。
【答え】2
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写真／PIXTA
