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栄養たっぷりのモロヘイヤのスープ。しっかり刻んで粘りを出して

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栄養たっぷりのモロヘイヤのスープ。しっかり刻んで粘りを出して

2017.08.17

Cookbook_Everyday__17 August

この時期になると多く出回るモロヘイヤ。栄養たっぷりのスープは、エジプトをはじめとする北アフリカでポピュラーな料理で、あのクレオパトラも好んだという伝説もあるそう。モロヘイヤは葉を刻むと粘りが出て、スープに仕立てるととろみとなって味わいが高まります。水ではうまみがたりないのでこのスープにはブイヨンが必須。顆粒やペーストなどのスープの素を利用してもよいですよ。「アガペカーザマナカ」「オステリアアガペ」オーナーシェフ、真中陽宙さんのレシピです。

「ナイル川のクルーズ船で一夜限りの料理フェアをしたとき、ヘルプのエジプト人シェフが教えてくれた当地仕込みのスープ。日本の味噌汁のような身近な料理なんだそうです。当地では半月形のチョッパーで丹念に刻んでいましたが、しっかり刻んで粘りを出すことがいちばん大事だと教わりました。たっぷりのモロヘイヤを使って、あつあつを楽しんでください」（真中シェフ）。

モロヘイヤのスープ　撮影：白根正治