京都通を虜にする「御所南エリア」の最新散策スポット

【Art】
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018
歴史的建造物など趣きある空間で、写真の世界感にふれる

今年で6回目を迎えるフォトフェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。ご存じない方もいると思いますが、京都を舞台に開催される日本でも数少ない国際的なフォトフェスティバルです。


これを目当てに京都を訪れ、数日かけて会場を回る人もいるくらいで、回を重ねることに注目を集めています。

今年のテーマは「UP」。ポジティブに目線を上げ、全方位的な原動力と出会うことのできるプラットフォームへと誘います。 展覧会は市内15か所で開催され、会場はお寺や町家などの歴史的建造物、近代建築の空間などさまざま。

アソシエイテッド・プログラムとして4つの展覧会や関連イベントもあり、1か月間いろいろな形でアート写真が楽しめます。

中京区の街中、烏丸御池周辺では以下のような展覧会が催され、京都市中央市場のある「丹波口エリア」や祇園界隈でも開催されています。

●ローレン・グリーンフィールド
「GENERATION WEALTH 」
京都新聞ビル 印刷工場跡地（地下1階）入場無料



ローレン・グリーンフィールド 「ミジャヌー、18歳、ビバリーヒルズ高校でベストボディに選ばれ、 毎年海の日に友達とビーチに行くために授業をサボる、サンタモニカ、カリフォルニア」1994年　©Lauren Greenfield/INSTITUTE

●フランク・ホーヴァット写真展
「Un moment d'une femme presented by CHANEL NEXUS HALL 」
嶋臺(しまだい)ギャラリー　入場無料



フランク・ホーヴァット 「靴とエッフェル塔」、雑誌『シュテルン』、1974年、パリ、フランス　© Frank Horvat



会場の「嶋臺(しまだい)ギャラリー」。　Photo by Naoyuki Ogino

●クロード・ディティヴォン
「パリ五月革命―夢みた現実」
NTT西日本 三条コラボレーションプラザ　入場料無料



クロード・ディティヴォン「5月9日、サン＝ミシェル通り、ダニエル・コーン＝ベンディット」　© Claude Raimond-Dityvon

●ジャン=ポール・グード
「So Far So Goude presented by BMW with a special CHANEL × GOUDE highlight」
京都文化博物館 別館 入場料1200円（学生1000円）



ジャン・ポール・グード「加工／アップデートされたグレース」、ペインテッドフォト、ニューヨーク、1978年　©Jean-Paul Goude



会場の「京都文化博物館 別館」。　Photo by Naoyuki Ogino 

●深瀬昌久
「遊戯」
誉田屋源兵衛 竹院の間　入場料1000円（学生800円）



深瀬昌久「遊戯―A GAME―」1983年　©Masahisa Fukase Archives, courtesy of Michael Hoppen Gallery in London



会場の「誉田屋源兵衛 竹院の間」。　Photo by Naoyuki Ogino

●ロミュアル・ハズメ
「On the Road to Porto-Novo　ポルト・ノボへの路上で」
誉田屋源兵衛 黒蔵　入場料800円（学生600円）



ロミュアル・ハズメ「Aladé」2016年　©Romuald Hazoumè. Courtesy October Gallery, London.

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018

2018年4月14日（土）～5月13日（日）
www.kyotographie.jp
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真展のフォトをもっとみる