新国立劇場バレエ団ダンサー、池田理沙子さん×水井駿介さん　特別インタビュー

〔特集〕新国立劇場バレエ団、英国への挑戦　吉田都の『ジゼル』、世界へ　2025年7月。ロンドンの英国ロイヤルオペラハウスで『ジゼル』を踊ったのは、新国立劇場バレエ団。率いるのは、吉田 都さんです。５年前、新国立劇場バレエ団の芸術監督に就任した際、自身が活躍した “ロイヤル” のステージにダンサーを連れていきたい、と夢を抱いた吉田さん。それが形となりました。バレエ好きのロンドンっ子を沸かせた公演を追いました。前回の記事はこちら＞＞

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新国立劇場バレエ団ダンサー
特別インタビュー

ロンドン公演でダンサーたちは何を感じ、どう成長したのでしょうか。ロイヤルオペラハウスのステージに立ったメンバーにインタビューしました。

Peasant pas de deux 池田理沙子（いけだりさこ）さん ╳ 水井駿介（みずいしゅんすけ）さん

©Tristram Kenton

池田理沙子さん

Q. ロンドンでの舞台には、どのような気持ちで臨みましたか？

呼吸や目線を重視して、水井さんと二人のペザントを作ろうと稽古してきました。ロンドンだからと意識することなく、高いクオリティでお届けできるよう心がけました。

Q. 今回のロンドン公演は、どう感じましたか？
感情を表現するのが当たり前の英国に行って、自分はまだ表現力が足りないと知りました。もっとブラッシュアップしていきたいです。

Q. ロイヤルオペラハウスの舞台の印象は？
舞台と客席が一体になっている感じで踊りやすい舞台でした。開演前に都監督を囲んでレジェンドのダンサーが集まって、夢のようでした。

Q. 本公演の一番の思い出を教えてください
ホテルから劇場まで、毎日違う道を通り、おいしいドーナツ屋さんも発見！

水井駿介さん

Q. ロンドンでの舞台には、どのような気持ちで臨みましたか？
レセプションでモニカ・メイソンさんに褒めていただいたのは嬉しかった！　過密なスケジュールでしたが、自分のやるべきことを果たすよう努めました。

Q. 今回のロンドン公演は、どう感じましたか？
ロイヤルの舞台の感触や匂いが忘れられません。今後の舞台に生かすことができれば。

Q. ロイヤルオペラハウスの舞台の印象は？
ヨーロッパで踊っていたときの舞台を思い出しました。

Q. 本公演の一番の思い出を教えてください
あの舞台で踊れたことが一番の思い出。ホテルでは角煮を作って福岡さんや奥村さんと食べたり（笑）。バレエに関する真剣な話もできて、絆が深まりました。

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