〔特集〕絶景・美食・特等席 ── 特別な時間を話題のホテルで ラグジュアリーホテルにまつわる華やかなニュースが相次いだ2025年。一年のご褒美に、お洒落をして話題のホテル探訪はいかがでしょう。記憶に残る美味、滞在するからこそ出合える絶景、美を磨く最新鋭のスパなど、ホテル自慢のおもてなしを、まずは誌上にてご案内します。
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東京・名古屋・大阪の新名所
最旬ラグジュアリーホテルへ
日本初進出の海外ホテルブランドをはじめ、ラグジュアリーかつ個性的なホテルが大都市圏にお目見えしました。絵になる絶景スポットをはじめ、とびきりの非日常感を味わえる各ホテルご自慢のおもてなしをご紹介します。
都会の楽園 パノラマビューのテラス席芝浦に開業した「フェアモント東京」の35階ラウンジ「ビュメール」の屋外テラス。陽光を受けて輝く東京湾と、活気に満ちた湾岸の街並みが一体となった眺望が広がる。生い茂る緑と手前の水盆も静けさを演出。日没後は夜景がドラマチックに輝く。
フェアモント東京[東京・芝浦]
開放感溢れる空間で都心の贅沢な眺望に浸る
その土地の文化や歴史と深く結びつき、心に残る特別な体験を提供するホテル「フェアモント」。この夏、東京・芝浦の地に日本初上陸を果たしました。
35階のメインロビーに降り立つと、まず天井高9.5メートルの開放感あるラウンジに迎えられます。
35階のロビーラウンジ「ビュメール」。右手奥の天井に飾られているアートはドイツ出身の彫刻家、トミスラブ・トピッチの作品「ファイバーメッシュ」。
東西に広がるテラス席では、風を感じながら東京湾と活気溢れる都心の街並みを堪能。
東京タワーが眼前に建つプールやレストラン&バーも完備し、随所に眺望を楽しむ仕掛けが施されています。
全長20メートルのインフィニティプール。気温に合わせて水温を調整するため冬でも快適。外気を浴びてリラックスできる屋外プールもおすすめ。
また客室はそれぞれ東京湾やスカイラインを望み、好きなビューを選ぶ楽しみも。
「フェアモントゴールド スイート」のベッドルーム。写真は東京湾に面した部屋。窓前のシーティングエリアや通路は日本家屋の「縁側」をイメージしており、室内と景色を緩やかに結びつけている。
館内は温かみのある色調に統一され、芝浦の地に根付く美を抽象的に表現したアートが至る所に飾られています。
35階のスパのエントランス。90分以上の利用で、フットリチュアル(足浴)の特典を受けられる。またそれに使うトリートメント材はゲストの好みに合わせその場でブレンド。梅干しのような和を感じる素材からも選べる(内容は時期により異なる)。
最高ハピネス責任者の「セリーン」。1階フロントでゲストを出迎える。
最上階の「ドリフトウッド」では、オムライスやナポリタンといった日本人になじみ深い洋食を、旬の厳選素材とシェフの感性でエレガントに再構築。
最上階のスペシャリティバー&レストラン「ドリフトウッド」。17時30分から22時(バーは0時)まで営業。
クリスマスディナーより。木皿にのった華やかな前菜2種から始まり、メインは甘辛いシャリアピンソースでいただく「江田和牛のステーキ」。
喧騒から離れた落ち着きある空間ながら、非日常の高揚感も味わえる ── そんな特別な体験が、ここにはあります。
フェアモント東京東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
TEL:03(4321)1111
基本料金:1室2名利用で1泊1室12万7600円~。
ご紹介した「フェアモントゴールド スイート」は同25万5200円~(ともにサービス料込み)。
(次回に続く。
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