私の銀座・温故知新 新しく刺激的なものが次々に登場するなか、100年を超える老舗も軒を連ねる、銀座。それは、伝統を守りつつ革新を続ける街の大きな魅力となっています。銀座通の方々に伺ったこの街への思いと、今年アニバーサリーを迎えた銘店の最新のトピックスをご紹介します。
“不易流行”の歴史ある店に学び、刺激を受けて
三宅祐一郎さん(サッポロライオン 会長)
入社して最初に勤務した私のキャリアのスタート地、銀座。変わらぬ価値を守りながら挑戦を続ける街に今も刺激を受けています。また銀座は日本のビヤホール発祥の地でもあります。手前味噌ですが「
ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は現存する日本最古のビヤホール。建築空間も愉しめる大人の教養スポットです。
三宅さんにとって銀座ならではの老舗の一つ「銀座 田屋」は今年120周年。ソムリエの田崎真也さんがデザイン監修したネクタイは120年間のボルドーワインの当たり年のボトルが絵柄に。ネクタイ2万8600円。
銀座田屋 本店
東京都中央区銀座4-6-17
TEL:03(3563)3431
(営)10時~19時30分
無休(元日を除く)
・次回は、田辺夕子さん(『銀座百点』編集長)に伺います。
家庭画報2025年11月号別冊付録より。