私の銀座・温故知新 新しく刺激的なものが次々に登場するなか、100年を超える老舗も軒を連ねる、銀座。それは、伝統を守りつつ革新を続ける街の大きな魅力となっています。銀座通の方々に伺ったこの街への思いと、今年アニバーサリーを迎えた銘店の最新のトピックスをご紹介します。
街づくりに係わる一員として、銀座の未来を守り育てたい
細野佳代さん(銀座あけぼの 代表取締役)

自社「銀座あけぼの」の菓子以外で細野さんが贈るのは「野の花司」の和のアレンジメント。1万1000円。
全銀座会、銀座通り連合会、銀座百店会など、銀座で商売を営む方々が繫がり、守り続けてきたからこそ育まれた安全で落ち着いた大人の街。そんな街づくりの姿勢は、ここにしかない名物だと感じます。趣味の繫がりもあり、邦楽を嗜む有志による「銀座くらま会」には父が長く参加してきましたが、私も今年、新橋演舞場の舞台に出演させていただくことになりました。
野の花司
東京都中央区銀座3-7-21
TEL:03(3535)6929
(営)10時~19時(月曜~土曜) 11時~18時(日曜、祝日)
不定休
・次回は、佐藤有希奈さん(元大関 貴景勝夫人)です。記事を読む→
家庭画報2025年11月号別冊付録より。