〔特集〕顔立ちに若さと品格を アイ&リップラインで垢抜ける ぼんやりしてきた目もとに生き生き感を取り戻すアイラインと、やせてきた唇をふっくら魅力的に見せるリップラインは、家庭画報世代が最もマスターすべきメイクテクニック。難しいと苦手意識を持つ方が少なくないですが、簡単で効果が大きく、しかも厚化粧にならずに垢抜ける、“今どきライン”の描き方をお教えします。
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「目は生き生き感を、唇は品格を表すパーツ。
50代からは、自分の素材を整えるラインが欠かせません」
ブラウス10万4500円/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ カスタマーセンター)ピアス74万8000円/ポメラート(ポメラート クライアントサービス)
「家庭画報世代にとってのラインメイクは、年齢による目もと口もとの変化をカバーし、形をより美しく整えるもの。カバーするといっても、目尻を跳ね上げるアイラインや大幅なオーバーリップは逆効果。大切なのはもともとの目と唇の形を生かすことです」と千吉良恵子さん。
アイラインは目のフレームに沿って描き、目尻に長さを少し足して自然に目力を強めます。そしてまばらになったまつ毛の隙間をインサイドラインで埋めれば黒目が大きく見え、生き生きとした印象に。リップラインは曖昧になってきた輪郭を丁寧に整えることを基本に、やせてきた部分をさりげなくふっくらと補整すると、その人本来の顔立ちが現れて、一気に品格が宿ります。
「フォルムが美しく整うことで表情が輝きを増し、自分らしい美しさはもちろん、この世代ならではの内面の豊かさや洗練度まで引き出されます。それを叶えるのがラインメイクなのです」
さらに目と唇という2大パーツの存在感が増すことで、年齢とともに広がる“顔の余白”が狭まり、メリハリが生まれ、若々しい小顔効果も得られます。
ヘア&メイクアップ アーティスト 千吉良恵子さん長年ビューティの最先端を走り続ける、日本を代表するアーティスト。鈴木京香さんをはじめ、成熟世代の女優のメイクを数多く担当。また雑誌や広告等での撮影、化粧品開発のアドバイスなど幅広く活躍する。
(次回に続く。
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