〔特集〕健康と医療の新しい選択肢会員制メディカルクラブへ 人生100年時代を迎える中、「健康こそかけがえのない資産」と考えるヘルスコンシャスな人が増えています。その人たちが今、大いに注目しているのが会員制メディカルクラブです。知る人ぞ知る病院直営のメディカルクラブが提供するワンランク上の予防医療サービスをご紹介します。
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名門病院が展開する会員制メディカルクラブ6選
病院直営の会員制メディカルクラブは、各医療機関の特性を存分に生かし、通常の人間ドックや一般診療よりワンランク上の医療サービスを提供しています。その中でも“名門病院”といわれる医療機関が展開するクラブを厳選してご紹介します。
1)
藤田医科大学 羽田クリニック フジタ エグゼクティブ クラブ 羽田→2)
順天堂大学医学部附属 順天堂医院 順天堂リフレッセクラブ→3)
聖路加国際病院附属クリニック 聖路加メディローカス→4)
済生会熊本病院 予防医療センター 会員制健康クラブL’cord→(この記事)
5)
国際医療福祉大学三田病院 三田メディカルクラブ→6)
医学研究所北野病院 北野健康クラブ→
済生会熊本病院 予防医療センター
会員制健康クラブL‘cord

予防医療センターに隣接して建つ外来がん治療センターでは、専門医と専門スタッフを揃え、放射線治療と薬物療法を主に実施。
済生会熊本病院予防医療センターは、高度医療を提供する本院と緊密に連携し、高精度の人間ドックを提供することで病気の早期発見と早期治療に努めてきました。
予防医療センターの個室。ドック受診の際に利用できる。
本院のバックアップのもと遺伝性腫瘍の検診にも取り組む

脳の海馬の大きさを測定するAI認知機能検査をオプション検査として新しく導入。
近年は本院のバックアップのもと、遺伝性腫瘍のリスクがある人を対象に個別化がん検診にもいち早く取り組んでいます。
一般に先駆け会員限定の膵臓ドックを開始。膵臓に特化した腹部超音波検査と膵臓MRIを組み合わせ主膵管のわずかな変化などを見つけ出し、腫瘍マーカーを併用して膵臓がんのリスクを測定する。
一人一人に担当医がついて健康アドバイス。保健師が日々の体調管理をきめ細かく支援

5名の専属保健師が健康相談サービスの窓口業務を担い、会員の不安に対応。相談内容に最も適した医療スタッフにつなぐ。
さらに「急性期病院併設という強みを生かし、ほかの人間ドック施設にはない予防医療サービスを展開したいと考え、“一人一人を大切にする”をテーマに思いついたのが会員制でした」と満崎克彦センター長は話します。
検査の合間や終了後にくつろげるよう最上階にラウンジを用意。
以来、専門性の高い医療スタッフを軸に会員向けの予防医療サービスを提供することにも注力。プレシャス会員とアドバンスド会員の場合、独自の育成プログラムで養成した総合健診医が担当医として一人一人につき、継続的に健康サポートにかかわります。
併設されたメディカルフィットネスセンターでは会員の目標に合わせた運動プログラムを提供し、健康運動指導士や管理栄養士がサポートする。
また、自宅で計測した体組成、血圧、歩数のデータが自動的に同クラブ事務局に送信され、医療者と共有される仕組みを導入。希望者には保健師が月1回データを確認し、サポートメールが送付されます。「数値に大きな変化があるときは電話でフォローし、未病を発見することにも努めています」。
病気になったときのサポートも万全です。夜間・休日の急病対応はもちろん、プレシャス会員が検査や治療で本院を受診する際は、センター長が該当する診療科の部長に連絡し診察を依頼。予約の手間がかからず、スピーディに治療が受けられるのも併設の大きなメリットです。
「これからも健康意識の高い方に信頼していただける上質な予防医療サービスを積極的に提供していきます」
ドック後はラウンジの奥にあるレストランでプロのピアニストの生演奏を聴きながら、旬の食材を使った食事を楽しめる。
済生会熊本病院 予防医療センターセンター長満崎克彦先生/済生会熊本病院1911年に創設された恩賜財団済生会を母体とし、35年に開院。熊本県の中核病院として高度医療、救急医療を担う。2002年、病院に隣接した場所に6階建ての予防医療センターを新築し、包括的な健康管理を開始した。
済生会熊本病院 予防医療センター会員制健康クラブL‘cord住所:熊本県熊本市南区近見5-3-1
電話:096(351)8531
https://sk-kenshin.jp・プレシャスコース/入会金100万円 月会費3万5500円
・アドバンスドコース/入会金20万円 月会費2万5550円
・ベネフィシャルコース/入会金10万円 月会費1万1550円
(次回へ続く。
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