スイス・ジュネーブで開催される世界最大の高級腕時計の見本市、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ。第4回の2025年は、60のブランドが出展。来場者数は5万5000人以上となり、出展数とともに過去最多を記録しました。気になる腕時計の傾向とは? その最新情報をお知らせします。

1.女性でも挑戦できる本格メンズウォッチが小径化
クラシック回帰のトレンドとともに小型化が進行中の高級時計。メンズウォッチでは、ケースの直径が35ミリを下回るモデルが続々と登場しています。
A.ランゲ&ゾーネ「1815」(18Kホワイトゴールド、ケース径34ミリ、手巻き)385万円(A.ランゲ&ゾーネ フリーダイヤル 0120-23-1845 URL:https://www.alange-soehne.com/)

IWC「インヂュニアオートマティック 35」(18Kレッドゴールド、ケース径35ミリ、自動巻き)575万3000円(IWC フリーダイヤル 0120-05-1868 URL:https://www.iwc.com/)
ドイツの名門A.ランゲ&ゾーネからはシンプルな3針のドレスウォッチが、そしてスイスの実力派メゾンIWCからは、小ぶりなスポーツウォッチが誕生。メンズウォッチの雰囲気に憧れるけれど、自分には少し大きいと諦めていたかたに朗報です。
2.美フェイスの複雑時計 老舗時計メゾンの永久カレンダー
4大複雑機構の1つ、永久カレンダー。インダイヤルの多さが多機能の証ですが、今年の注目はすっきり顔。
オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲパーペチュアルカレンダー」(18Kホワイトゴ ールド、ケース径41ミリ、自動巻き)価格は要問い合わせ(オーデマピゲ ジャパン 電話 03-6830-0000 URL:https://www.audemarspiguet.com/)

パルミジャーニ・フルリエ「トリック パーペチュアルカレンダー」(プラチナ、ケース径40.6ミリ、手巻き)1511万4000円(パルミジャーニ・フルリエ 電話 03-5413-5745 URL:https://www.parmigiani.com/)
創業150周年のオーデマ ピゲは、リューズ1つですべてのカレンダー調整ができる画期的な永久カレンダーを開発。天才時計師が設立したパルミジャーニ・フルリエの永久カレンダーは、余白を楽しめるダイヤルが特徴。