

ミラノデザインウィークにおいて、家具以外の異業種が参入し、ブランドの世界観やアイデンティティを追求した体験型の展示をし始めたのは20年ほど前のこと。その先駆けが2005年から出展を続けるレクサスです。
「レクサスは、ライフスタイルブランド。車を通じて、どんな豊かな体験を提供できるのかが何より大切だと考えています。そのためには新しい価値観やものの考え方を知ることが必要で、車づくりだけにフォーカスしていては駄目。世界中から多様なアイディアや発想を持つ人たちが集まるミラノデザインウィークは、刺激を得るための場です。ラグジュアリーという価値観が、“モノ”としての高級感から、心地よさ、体験の豊かさ、時間の豊かさに変化する時代にあって、狭い視野にとらわれることなく、自由な発想で次世代モビリティをつくることがレクサスの役割」と語るプレジデントの渡辺 剛さん。

25年メインインスタレーションのテーマは、『A-Un』。
レクサスSDV(Software Defined Vehicles)の象徴である新世代コクピット操作デバイス(通称ブラックバタフライ)をモチーフに、一人一人に異なる唯一無二の体験価値を提供する試みです。

「ブラックバタフライには、“社会への窓”というキーワードがあり、人と社会、人と人を繫げていく──その繫がりの美しさにフォーカスしたいと思った。それが、『A-Un』(阿吽)に結びつきました。竹の繊維を織り込んだ全長35キロに及ぶ糸を、ブラックバタフライの形に手で紡いだ巨大空間が、心拍データを検知し、ビッグデータでつくられた映像とリアルタイムで呼応する仕掛け。人の感情が動くとき、必ずその前に驚きがあります。自分が振動することによって、わっと景色が広がっていく。その驚きの瞬間をこの中につくりたいと思った」と語るクリエイティブ・ディレクターの野添剛士さん。

テクノロジーに込められた創造力で高揚をもたらすこと、一人一人の感情に響き、心に深く残るものであること。ミラノのインスタレーション会場は、まさに今のレクサスのビジョンを体感する場となりました。



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