【今、この人に会いたい!】デヴィッド・ホールバーグさん ※秘蔵フォトギャラリーあり
世界屈指のダンサーであり、“バレエ界の貴公子”として多くのバレエ・ファンを魅了してきた、デヴィッド・ホールバーグさん。世界最高峰のバレエ団であるアメリカン・バレエ・シアターとボリショイ劇場でプリンシパルを、英国ロイヤル・バレエでプリンシパル・ゲスト・アーティストを務め、2017年にはオーストラリア・バレエ団初の常任ゲスト・アーティストに。2021年より同団の芸術監督に就任。華々しいキャリアを積んできたホールバーグさんが満を持して臨むのが、15年ぶりとなるオーストラリア・バレエ団のバレエ『ドン・キホーテ』です。
今回は、5月31日(土)18:30~のS席チケットを、2組4名様にプレゼントします。
記事末尾の専用フォームよりご応募ください。
伝説のダンサー、ヌレエフが振り付けた傑作『ドン・キホーテ』
――オーストラリア・バレエ団の来日公演は実に15年ぶりですね。ホールバーグ:招聘元である日本舞台芸術振興会(以下NBS)とは、オーストラリア・バレエ団はもちろん、僕もダンサーの頃から長い間とても良い関係を築いてきましたので、芸術監督に就任して以降、いつか日本で公演をしたいと伝えていました。東京バレエ団には、一昨年の2023年にオーストラリア・メルボルンに来ていただいて、『ジゼル』を11回上演していただいたんですよ。だから、今度は僕たちが日本に行こうと。
――今回ルドルフ・ヌレエフ※振付の『ドン・キホーテ』を上演されますが、選ばれた理由は? ホールバーグ:ヌレエフ版『ドン・キホーテ』は、ヌレエフがオーストラリア・バレエ団のために創ってくれたプロダクションで、バレエ団を代表する作品です。また、海外ツアーで上演する際には、バレエ団の魅力がもっとも伝わる作品をお見せしたいという思いがあり、本作ならダンサーたちが持っている魅力を存分に発揮できると考え、選びました。
エキサイティングな作品なので、当団のダンサーたちの力強さやスピード感など、強みをお見せできると確信しています。それに、『ドン・キホーテ』は世界中で愛されていますから、日本のお客さまにも満足していただけると思います。
※ルドルフ・ヌレエフ(1938-1993年)……ソ連生まれのバレエ・ダンサー。キーロフ・バレエで活躍後、亡命し、英国ロイヤル・バレエへ。その後、パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督に。卓越した表現力とテクニックで世界中のバレエ・ファンを魅了した伝説のダンサーでもあり、数々の振付・演出などを手がけ、バレエ界に遺した功績は大きい。――ヌレエフ版『ドン・キホーテ』の特徴と魅力を教えてください。ホールバーグ:まず、振付がものすごく難しいところですね。僕もあとで聞いて知ったのですが、ヌレエフ自身が自分のテクニックを見せびらかしたい人だったそうで(笑)、ダンサーにものすごく高いレベルを求める振付になっています。ほかのどの『ドン・キホーテ』よりも斬新で濃厚な振付です。
あとは“ビジュアルフィースト”。視覚的なご馳走という意味なのですが、セットも衣裳も大掛かりで豪華! すべてが美しく、見た目的にも素晴らしいので、視覚だけでも満足感を得ることができると思います。そこにヌレエフの難しい振付が加わると、より一層壮大な舞台になります。もちろん、ちゃんと踊りきることが前提にはなるのですが。
取材場所のNBS事務所を指しながら、「この建物の中には友人がたくさんいるんですよ」と嬉しそうに話すホールバーグさん。2013年に上演された東京バレエ団『ジゼル』にアルブレヒト役で出演し、好評を博しました。
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