ハイジュエリーメゾン「Cartier」と内閣府、経済産業省、博覧会協会が協力して出展。幻想的な空間で、ジェンダー平等について考える没入体験ができる。「WA」と名づけられたスペースでは、各国の専門家やビジネスリーダーたちが集まり、シンポジウムやパネルディスカッション等を開催する。
入り口にある「いのちの歴史ゾーン」には、生命の進化を表現した大きな樹が。「からだ」「こころ」「きずな」の3つをテーマに、眠る人の健康状態に合わせ空間全体が変化するベッドや、iPS 細胞を使って作られた「iPS 心臓」などを展示し、未来の医療や健康のあり方を提案する。
注目は、来場者が選んだSDGs の項目をもとにAI が曲を作る「作曲体験」。伝統料理も提供され、2025年5月23日にはウィーン少年合唱団の来日公演が行われる。「オーストリアは自然豊かで、偉大な音楽家たちが過ごした街並みが今も残る素晴らしい国。僕がウィーンでオーケストラを指揮した際の映像も流れます」(佐渡さん)。
協力/公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 撮影/小林廉宜