家族で楽しむ潮干狩りと志麻さん流・春の魚介料理
あさりとはまぐりがたっぷり採れたので、新鮮なうちに砂抜きをして、さまざまな料理に仕立てます。
「魚介のうまみは甘みがなくさらっとしているので、異なるうまみをプラスして深みを出します」とアクアパッツァにドライトマト、リゾットにコンソメを加えるレシピを教えてくれた志麻さん。
また、今回のようにアクアパッツァに季節の野菜を加えるなら、味がぼやけないように水分の少ないものがおすすめだそうです。(アクアパッツァのレシピは、次回以降の記事でご紹介します。)
貝のワイン蒸し バスク風
潮干狩りで採ったあさりとはまぐりで作るワイン蒸し。トマトと生ハムを加えて海と山のうまみが溶け合うバスク風に仕上げました。
材料(4人分)・あさり、はまぐり(殻つき)* 計500グラム
・生ハム 2~3枚
・にんにく(半分に切ってつぶす) 1かけ分
・赤唐辛子(種を除く) 1本
(A)【プチトマト(半分に切る) 8個分、白ワイン 100ml、タイム 3~4枝、ローリエ 2枚】
・塩・こしょう 各適量
・オリーブ油 大さじ1
・バゲット(食べやすい大きさに切る) 適量
*よく洗って3%の塩水で塩抜きをする。作り方(1)フライパンにオリーブ油、にんにく、赤唐辛子を入れて弱火にかける。香りが立ったら生ハムを食べやすい大きさにちぎり入れ、強火にする。
(2)再び香りが立ったらあさりとはまぐりを加え、全体を炒め合わせる。油がなじんだら(A)を加えてふたをし、貝の殻が開くまで蒸し煮にする。
(3)塩・こしょうで味をととのえ、バゲットを添える。