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チェンマイでルボンボン優子さんと巡ったショップ、工房で出合ったアイテムなどを特別販売。今回は、ルボンボンオリジナルの器をご紹介します。
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繊細なタイスタイルの絵付けができるのは、1人の職人だけ。奥の花器は左が1万バーツ、右が1万6000バーツなど。
チェンマイは古くから手工芸が盛んな街。優子さんお気に入りのショップ、工房をともに巡りました。タイの青磁陶器の歴史は古く、スコータイ王朝だった14世紀、中国から呼び寄せた陶工が作ったのが始まりとされています。その歴史を受け継ぐ「バーン セラドン」は1989年に開窯。地元の水田や採石場で採れる土、木灰を使って、熟練した職人が一つ一つ手作りで器を制作しています。
その一番の特徴は、美しい翡翠色の自然な色合い。中国の青磁の写しが起源ですが、次第にタイ独自の色となりました。現在では青、グレー、ハニーイエローなどの色も加わり、繊細な絵付けを施した器も人気です。「20年前にタイに住んでいた頃から通っていた窯元です。伝統と格式を重んじたデザインは別格で、愛用しています」と優子さん。店の裏には工房があり、ろくろや絵付けの様子が見られます。
翡翠色が美しいプレートは、プレーン、輪花、彫りで文様を入れたものなど、さまざま。右奥の輪花のプレートは上の小さいものが400バーツ、下の大皿が3000バーツ、左下のオーバルプレート1800バーツ、ティーカップ550バーツなど。
旧市街から車で20分ほどの郊外にある工房兼ショップ。ゆっくり買い物が楽しめる。 Soi 7 Sanklang, Sankamphaeng, Chiang Mai 電話:+66(-0)53-338-288 営業時間:9時~17時 日曜定休
【チェンマイを感じる工芸品を特別販売します】
【限定10点】ルボンボンオリジナル「セラドン ボンボニエール」
長い歴史を誇るタイの青磁陶器を今に受け継ぐ「バーン セラドン」。「数ある窯元の中でも一番のお気に入りで、シンプルな器にも品格を感じ、20年以上愛用しています」と優子さん。繊細な文様の絵付けは工房でたった1人の職人が手がける貴重な逸品。タイらしいフォルムのボンボニエールは、優子さんが窯元にオーダーしたオリジナル品です。5万9400円(税込み)●材質:陶器 ●サイズ:(約)径11×高さ10.5cm ●お届け予定:6月末頃

蓋のつまみの形は蓮の花をモチーフにしている。その部分を除いた外側には、赤を主体にした細密な文様が絵付けされている。

上・中と蓋裏、つまみの部分は絵付けがなく、翡翠色の釉薬がかかっている。右・高台内にはBaan Celadon for LeBon Bonの文字が入る。

※購入は先着順となります。数量限定品のため、品切れの際はご容赦ください。
※電話による事前予約や問い合わせはお受けしておりません。
※すべての商品がハンドメイドのため、サイズや色、仕上がりなどが写真や説明と異なる場合があります。
※お届けは、注文の順番により変動があります。※お支払いは、クレジットカードのみとなり、注文時に確定いたします。
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