2024年、中国の上海からスタートした「ロエベ」による世界巡回展が、この春、東京に待望の上陸。スペインの歴史と共鳴してきたクラフトの世界を体験しましょう。
伝統の継承と革新を続けて179年。ロエベのものづくりへの情熱が結実
1846年、スペインのマドリードにて皮革製品の工房として創業した「ロエベ」。それから179年、職人たちの真摯なものづくりによって、世界有数のファッションブランドに成長を遂げました。
その進化を彩ってきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々を紹介する巡回展「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、東京・原宿で開催されます。
ロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと世代を超えて受け継がれるクラフトの文化、またスペインの風景や音を感じられるインスタレーションによって、ロエベが長らく培ってきたものづくりへのパッションを体感することができます。
また、ロエベがこれまでに日本国内外で行ってきたコラボレーションや文化プロジェクトにまつわる作品の特別展示も必見。ロエベの革新の歴史を通じて、スペインの伝統や手仕事への思いに触れつつ、学ぶことのできる貴重な展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
16代大西清右衛門 四方覆垂釜(よほうおだれがま)2016年 鐵 個人蔵

ビヨンセが2023年のルネッサンス・ワールド・ツアーで着用したロエベのカスタムウェア:ロエベ2022秋冬ウィメンズコレクションを着想源に全面にちりばめられたゴールドクリスタル、錯視効果を演出する手のモチーフ、ブラックラバーラテックスグローブで装飾されたサテンテクニカルジャージーのボディスーツ。レプリカ ロエベ アーカイブ

ロエベ2024 秋冬ウィメンズ ランウェイコレクション メロン クラッチバッグ(ビーズ&レジン)ロエベ アーカイブ

アルバート・ヨーク Two Trees in Landscape 1970年頃木材に油彩ロエベアートコレクション

ロエベ2024 秋冬ウィメンズ ランウェイコレクション アスパラガス クラッチバッグ ビーズ刺繍、フェルト、レザー ロエベ アーカイブ

テイラー・ラッセルがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された2024年のメットガラ「眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき」で着用したロエベのカスタムウェア:木象嵌を模した錯視効果プリントの3D 成型ハイネックボディス、シルククレープマロカンのドレープスカート。レプリカ ロエベ アーカイブ
ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界会期:2025年3月29日(土)~5月11日(日)
会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6(JR山手線「原宿」駅徒歩2分、 東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前」駅直結)
時間:9時~20時(最終入場19時)
入場無料(予約制)
●お問い合わせ
URL:
https://www.loewe.com
この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2025年3月8日発行号(非売品/Free)

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