日本各地から海外まで──草間彌生の花と作品に会いに行く

世界に花咲く草間FLOWERS

人々が憩う街中の公園に、ビジネス街に、美術館のエントランスに、世界の国々に増殖していく草間さんの花。常設された作品を集めました。

【日本】

©YAYOI KUSAMA

《幻の華》（2002）松本市美術館　10メートルを超えて世界最大。作品の前の草間さんと比較すると大きさがわかる

【台湾】

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《ハイヒールを履いて恋人に逢いにいこう》（2014）台湾鉄道員林駅前広場　待ち合わせにぴったりの作品

【オーストラリア】

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《宇宙に咲く花》（2022）シドニー　ニューサウスウェールズ州立美術館　ニューサウスウェールズ州立美術館とガンデル財団の資金により制作された

【フランス】

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《シャングリラのチューリップ》（2003）リール　フランソワ・ミッテラン広場　北部フランスの玄関口、リール・ユーロップ駅の前にある

【中国】

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《広州に咲く花》（2016）広州　インターナショナル・グランド・シティ　都市を彩る草間フラワー

【韓国】

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《ハロー・アニャン、愛を込めて》（2007）安養市 ピョンファ・パーク

【アメリカ】

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《人生讃歌・チューリップ》カリフォルニア　ビバリー・ガーデンズ・パーク　※現在再制作中で新たな設置時期は未定

【日本】

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《花咲ける妻有》（2003）まつだい雪国農耕文化村センター（農舞台）と草間さん。大地に大きく花開いた草間さんの好きな作品。

前衛芸術家 草間 彌生
1929年長野県松本市の種苗問屋の末娘として生まれる。10歳頃から絵を描き始め、幻視を体験。京都市立美術工芸学校に進学、卒業後松本に戻る。1957年に渡米。ニューヨークでネット・ペインティング、ソフト・スカルプチュア、鏡や電飾を使ったインスタレーションやハプニングなどで活躍し帰国。1987年北九州市立美術館、1989年ニューヨークの国際芸術センターでの回顧展を機に世界的に再評価の動きが起こり、MoMA、テート・モダン、ポンピドゥ―・センター、M＋をはじめとした世界各地の美術館で大規模な展覧会を開催、作品も所蔵されている。

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