EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
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希少な木材と職人技が光る木の宝石箱
唯一無二の大切なジュエリーを収納するには、それに見合った美しいケースが欲しいもの。 写真の「アネモネ」は、それ自体が宝石のようなジュエリーボックスです(直径33×高さ7センチ)913万円。
「アネモネ」の中は回転式。ジュエリー/すべてウエダジュエラー
職人の技が光る家具の美しい曲線。
木材は高額なヴァイオリンに使われるカエデ科の乳白色のホワイトシカモアと、マーブル模様のバーズアイ・メープル。これらを薄くシート状にスライスし、一枚ずつ手作業で染色し、各模様のパーツに重ね合わせることで天然の木目の濃淡を表現。
蓋をすると、花びらの絵柄が。
そして、樹脂を何層にも塗り重ねて光沢を出しています。これを手がけているのは、創業約170年の広島県府中市の高級家具ブランド「松創」。
左の「コレクションケースNo.6」はシカモア製で、引き出しタイプ(縦26.5×横38.2×高さ39.9センチ)129万8000円。右は「ブロッサム」(縦12.4×横29×高さ9センチ)45万3750円。
沈金の宝石箱(縦20×横25×高さ9.5センチ)231万円。
創業時は桐簞笥などの婚礼家具が中心でしたが、今ではその技術力を生かして現代の暮らしに合った一生ものの家具を製作しています。
希少な木材のサンプルが並ぶ。
ショールームでは、さまざまな小型の引き出しタイプ、家具のようなチェストタイプが揃います。素材も豊富で、経年変化を楽しめるレザー素材も。どれも修理可能なので、世代を超えて長く使い続けられます。
GINZA松創
東京都中央区銀座4-8-4 三原ビル4階
TEL:03(6228)7482
(営)10時30分~18時30分 水曜定休