時を超えて輝く価値あるジュエリー 身に着けるととたんに高揚感に包まれ、心まで輝きで満たすジュエリー。その魅力をあえて一言でいうなら、それは「時を超える」ということではないでしょうか。最高級のジェムストーン、伝統のサヴォアフェール(職人技)、高名なデザインや受け継がれるスタイルなど、過去から未来へと繫がっていくジュエリーの価値について考えます。
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Tiffany & Co(ティファニー)
愛される伝説のデザイン
カラフルなジェムストーンの上に鳥が佇む「バードオン ア ロック ブローチ」。「ティファニー」の名作とされるこのジュエリーは、1956年から80年代にかけて同社のデザイナーとして活躍したジャン・シュランバージェが手がけたものです。
アジアや故郷のカリブ海を巡る旅で彼が出合った自然の風景、そしてそこに生きる黄色いオウムの姿にシュランバージェはインスピレーションを受け、1965年に最初のブローチを生み出します。後の1995年には128.54カラットの「ザ ティファニー ダイヤモンド」を飾り、バード オン ア ロックはティファニーの永遠なるシグネチャーとして語り継がれていくことに。
海や空、そして大地に生きるさまざまな生命への賛美を、どこまでも芸術的に描き出したシュランバージェ。「私にとってジュエリーが持つ最大の魅力とは、表現する可能性を秘めているということです」と語る彼の溢れるほどに豊かな感性が、いつまでも色褪せぬ輝きとなり、この名品に息づいています。
歴史に名を遺す色鮮やかな伝説のブローチ
誕生以来、さまざまな種類やカットの宝石で表現されてきた名作。オーバルカットとクッションカットの色石が、万華鏡のように輝いて。
「バード オンア ロック ブローチ」上(YG×Pt×ダイヤモンド×モルガナイト53.14ct×サファイア)2794万円下(YG×Pt×ダイヤモンド×シトリン50ct×サファイア)1518万円/ともにティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
●お問い合わせ
ティファニー・アンド・カンパニー・ ジャパン・インク
0120-488-712
URL:
https://www.tiffany.co.jp/
この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2024年9月7日発行号(非売品/Free)
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