とりわけ暑かった今年の夏。残暑疲れが長く続いている人も多いのではないでしょうか。残暑による疲れで秋と関わりの深い臓腑である「肺」が弱ると、気を作り出す力が弱まるため、さらに疲れてやる気が出なくなってしまいます。
そんな時は「合谷(ごうこく)」のツボを押してみてください。逆の手の親指で、痛気持ちいいくらいの圧で押しましょう。
卵は肌や髪の乾燥の改善だけでなく、気血を補ったり、精神を安定させる「安神(あんじん)」効果がある、頼もしい食材の一つです。レシピを見る→
ぶどうも甘酒も気を補う食材。ぶどうを皮ごと使うと補血効果もアップします。甘酒の優しい甘さとぶどうの風味が溶け合った癒されるおいしさ。レシピを見る→
潤いを補うエリンギとえのき、食物繊維たっぷりで便通改善にいい切り干し大根の組み合わせで、お腹スッキリ美肌効果抜群のスープです。レシピを見る→
ほうじ茶に含まれる「ピラジン」という香り成分には、リラックス効果や血流促進、疲労回復作用があるとされ、アーモンドとともに心も体も癒してくれます。レシピを見る→
久保奈穂実(くぼ・なおみ)
レシピ、食材の薬膳・漢方知識、ツボなど「365」の情報を掲載した大人気シリーズの第2弾。今回は身近な食材で簡単にできるスープ、ドリンクのレシピに特化した内容です。液状の食事は消化に優れ、吸収率も高いので養生食としてぴったり。
・Amazon.co.jpでのご購入はこちら→※この記事は、久保奈穂実『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』を再構成しています。