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ドイツ近代の“一発屋”が手がけた超大作!? カール・オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』

2024.07.10

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クラシック音楽を楽しく学べるトリビアを毎日お届け。

クラシックソムリエが語る「名曲物語365」 難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。記事の最後では楽曲を試聴することができます。連載一覧はこちら>>

第314回 オルフ 世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』

イラスト/なめきみほ

イラスト/なめきみほ

ドイツ近代の“一発屋”が手がけた超大作

今日7月10日は、ドイツ近代の作曲家、カール・オルフ(1895~1982)の誕生日です。

オルフの名を一躍有名にした作品といえば、世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』。他の作品がほとんど知られていないオルフこそは、『カノン』1曲にその名を残すバロック時代の作曲家、パッヘルベルと並ぶ、クラシック史上屈指の“一発屋”といえそうです。

作品の成り立ちは、オルフの地元バイエルン州にあるベネディクトボイエルン修道院で発見された、11世紀から13世紀ごろの古い詩歌集。恋や酒にまつわるものから、当時の社会への怒りや愚痴が描かれた詩歌集『カルミナ・ブラーナ』は、オルフの創作意欲を強く刺激。300篇の中から24篇を選んで、大規模な世俗カンタータを作曲したのです。


中でも、第1曲「運命の女神よ、世界の王妃よ」のインパクトは絶大で、1981年の映画『エクスカリバー』に使われたほか、ドキュメンタリー映像などのBGMでも頻繁に使われる人気曲です。

初演は1937年フランクフルト。オーケストラと大合唱の強烈な音圧は、集まった聴衆の度肝を抜いたことでしょう。


田中 泰/Yasushi Tanaka
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会代表理事。ラジオや飛行機の機内チャンネルのほか、さまざまなメディアでの執筆や講演を通してクラシック音楽の魅力を発信している。
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