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マーラーならではの壮大なフィナーレに耳を傾けて。『交響曲第2番“復活”』

2024.07.06

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クラシック音楽を楽しく学べるトリビアを毎日お届け。

クラシックソムリエが語る「名曲物語365」 難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。記事の最後では楽曲を試聴することができます。連載一覧はこちら>>

第310回 マーラー『交響曲第2番“復活”』

イラスト/なめきみほ

イラスト/なめきみほ

大指揮者誕生のきっかけとなった名曲とは

今日7月6日は、20世紀を代表する指揮者、オットー・クレンペラー(1885~1973)の命日です。

その輝かしいキャリアのきっかけとなったのが、当時の大指揮者にして作曲家、グスタフ・マーラー(1860~1911)との出会いでした。クレンペラーによる、交響曲第2番『復活』のピアノ編曲譜を見て感心したマーラーが、彼の希望を受け入れて推薦状を執筆。その結果、22歳のクレンペラーは、プラハのドイツ歌劇場の指揮者に就任できたのです。いつの時代にも“人の縁”は大切ですね。

さて、その交響曲第2番『復活』とは、どのような作品かといえば、18世紀ドイツの詩人クロプシュトックの同名の讃歌を題材にもちいたことから『復活』と呼ばれるようになった大作です。


初演は1895年。当時35歳のマーラーは、ハンブルク市立劇場の人気指揮者として活躍中だっただけに、指揮と作曲の二刀流はさぞや大変だったろうと推察します。「復活せよ、復活せよ、汝許されるであろう」と歌われる第5楽章フィナーレの壮大さはまさにマーラーならでは。力強い崇高な響きの中で、曲がゆったりと締めくくられます。


田中 泰/Yasushi Tanaka
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会代表理事。ラジオや飛行機の機内チャンネルのほか、さまざまなメディアでの執筆や講演を通してクラシック音楽の魅力を発信している。
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