機械式時計の優れている点は、無限の動力源を持ち合わせているところ。自らの手でゼンマイを巻けば、時計が止まることはありません。定期的なメンテナンスを行えば、100年以上使えるといわれています。先代の時計師たちが積み上げてきた機械式時計技術の伝統。そこに時代の価値観に流されることのない美しいデザインが加われば、その腕時計は一生涯のパートナーとして、あなたの腕で輝き続けるでしょう。
PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)
「ムーンフェイズ 7121/200」(ホワイトゴールド×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、 ケース径33ミリ、手巻き)696万円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)電話 03-3255-8109 URL:https://www.patek.com/
パテック フィリップの普遍的な美しさを凝縮。ブルー・ソレイユのダイアルを囲むベゼルに、2列のダイヤモンドを交互に配置。《ダンテール》と呼ばれるレ ーススタイルのジェムセッティングが抜群の存在感を放ちます。
BVLGARI(ブルガリ)
マルケトリ技法によるグリーンマラカイトやマザーオブパールのダイアルが、唯一無二の美しさを与えています。右・「ルチェア」(ピンクゴールド×SS×ダイヤモンド×グリーンマラカイト、ケース径33ミリ、自動巻き)269万5000円 左・「ルチェア」(ピンクゴールド×SS×ダイヤモンド×マザーオブパール、ケース径33ミリ、自動巻き)178万2000円/ともにブルガリ(ブルガリ ジャパン)フリーダイヤル0120-030-142 URL:https://www.bulgari.com/
高級ジュエラーのイメージが強いブルガリですが、スイスに時計製造拠点をいくつも構えるなど、本格派のウォッチメーカーとしても実力を発揮しています。時計のダイアルに職人の手作業による宝飾技巧を取り入れた「ルチェア」は、宝飾技術と時計技術が高いレベルで融合した、ブルガリを代表するコレクションです。
RICHARD MILLE(リシャール・ミル)
スケルトン加工が施された精巧なムーブメントを、ダイアル側から存分に鑑賞することができます。4時位置にセットされているプッシュボタンはファンクションセレクター。日付や時刻合わせの機能を選べます。「RM 037 オートマティック」(ホワイトゴールド×レッドゴールド×グレード5チタン×ダイヤモンド、ラバーストラップ、ケース縦52.2×横34.4ミリ、自動巻き)価格は問い合わせ/リシャール・ミル(リシャールミルジャパン)電話03-5511-1555 URL:https://www.richardmille.com/
ブランドの創業は、2001年。100年以上の歴史を持つ老舗が多いスイスにおいては、まだ新興ブランドといえるリシャール・ミルですが、誕生からわずか20年ほどで、スイスのトップブランドに成長。その理由は、時計作りに一切の妥協を許さないゆえ。生産本数が少なく、時計の平均価格が約4500万円という希少性の高い時計として有名です。
PIAGET(ピアジェ)
ケースのベゼルに60個、合計約0.97ctのダイヤモンドをセット。ラウンドとスクエアを組み合わせたような形状のダイアルには、シャープなストライプ模様が刻まれ、美しく光を反射するブルーラッカー仕上げが施されています。「ピアジェ ポロ デイト ウォッチ」(ピンクゴールド×ダイヤモンド、ケース径36ミリ、自動巻き)770万円/ピアジェ(ピアジェ コンタクトセンター)フリーダイヤル0120-73-1874 URL:https://www.piaget.com/
1874年、ピアジェの歴史はウォッチメゾンとしてスタートしました。今も変わらず、創業の地に工房を構える真のマニュファクチュールです。特に薄型時計には定評があり、同社の薄型技術の恩恵を受けている時計メゾンは、少なくありません。「ピアジェ ポロ」は、エレガントでありながら、毎日使えるスポーティさも兼ね備えた人気モデルです。
この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2024年6月8日発行号(非売品/Free)
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