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ムーンフェイズ復活の立役者[ブランパン]「時」を刻む小さな芸術

2024.05.01 | PR

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時計のダイヤルで月齢を表示する「ムーンフェイズ」。スイスを代表する時計メゾン「ブランパン」は、このロマンティックな時計機構を守り続け、芸術的なアプローチでその魅力を伝え続けています。

小さな窓から月を覗かせる老舗ブランドの遊び心 

現存する世界最古の時計メゾン「ブランパン」。そのスイスの名門がこだわり続ける時計機構、それが「ムーンフェイズ」といわれる月齢表示です。天文学と密接なかかわりを持つ「時間」の概念。地球が自転することを前提に、1日、1時間、1分、1秒といった時間が生まれ、先人たちは天文学を学ぶことで、より正確な時間を追求してきました。その象徴ともいえるムーンフェイズは、懐中時計の時代に流行した時計機構です。


ブランパンを代表するレディスコレ クション。透明感のあるダイヤルを、ターコイ ズブルーのローマンインデックスが鮮やかに彩 ります。「レディバード カラーズ ムーンフェ イズ」(18Kホワイトゴールド×マザーオブパ ール×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、 ケース径34.9㍉、自動巻き)491万7000円

ブランパンを代表するレディスコレクション。透明感のあるダイヤルを、ターコイズブルーのローマンインデックスが鮮やかに彩ります。「レディバード カラーズ ムーンフェイズ」(18Kホワイトゴールド×マザーオブパール×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、 ケース径34.9ミリ、自動巻き)491万7000円

スイスの機械式時計産業は、日本が開発したクォーツ時計の登場によって、1970年頃から衰退の一途を辿ります。そんな状況を見かねたブランパンは、機械式時計を代表する6大機構を、腕時計に搭載することを決意。トゥールビヨンやミニッツリピーターといった超複雑機構とともに発表された一つがムーンフェイズでした。それまで長らく姿を消していたムーンフェイズが、ブランパンによって再び注目を集めることになったのです。
 
ブランパンの伝統を受け継ぐ「ヴィルレ」、レディスウォッチを代表する「レディバード」などのコレクションにおいても、ムーンフェイズは抜群の存在感を放っています。美人の象徴といわれ、16世紀のヨーロッパで大流行した「つけぼくろ」。レディスモデルのムーンフェイズには、月顔の口もとにこの「つけぼくろ」を加えるのがブランパンのこだわり。貴婦人たちの遊び心を今に伝えるお月様が、優美な表情で時を刻みます。

ジ右・クラシックスタイルがムーンフェイ ズによって個性的に。「ヴィルレ デイト ムー ンフェイズ」(18Kレッドゴールド、アリゲー ターストラップ、ケース径29.2㍉、自動巻き) 248万6000円 左・「ヴィルレ デイト ムーンフ ェイズ」(18Kレッドゴールド×ダイヤモンド、 ケース径29.2㍉、自動巻き)518万1000円/す べてブランパン(ブランパン ブティック 銀座)

右・クラシックスタイルがムーンフェイズによって個性的に。「ヴィルレ デイト ムーンフェイズ」(18Kレッドゴールド、アリゲーターストラップ、ケース径29.2ミリ、自動巻き) 248万6000円 左・「ヴィルレ デイト ムーンフェイズ」(18Kレッドゴールド×ダイヤモンド、 ケース径29.2ミリ、自動巻き)518万1000円/すべてブランパン(ブランパン ブティック 銀座)

ブランパンの時計を公式サイトでもっと詳しく見る>>

スイス伝統の時計作りと共鳴。「食」という芸術を極めた松尾英明が見たブランパン

ブランパンの小さな機械式ム ーブメントを覗き込む松尾さ ん。「時計のオーナーが、お そらく一生見ることのない部 分まで、丁寧に仕事をしてい ます。それは決して意味のな い作業ではありません。料理 もそうですが、そうした心配 りの深さが、思いがけない感 動につながるのです」。

ブランパンの小さな機械式ムーブメントを覗き込む松尾さん。「時計のオーナーが、おそらく一生見ることのない部分まで、丁寧に仕事をしています。それは決して意味のない作業ではありません。料理もそうですが、そうした心配りの深さが、思いがけない感動につながるのです」。

「時計も食も大事なのは 素材選びです」

創業約290年という老舗中の老舗「ブランパン」。その長い歴史にフォーカスされることが多いですが、常に未来を見据えている時計メゾンでもあります。ブランパンの優れた技術の源は、受け継がれてきた「伝統」に「革新」を加えてきたこと。いつの時代も、時計を通して人々に感動をもたらすことが必要だと考えているのです。


特に近年、力を注いでいるテーマが「暮らしの芸術」。技術だけではなく、人々の生活を豊かにする感性、そして本物の情熱を追求しています。
 
13年連続でミシュランの3つ星を獲得した「柏屋」の総料理長、松尾英明さんも、こうしたブランパンのものづくりの精神に共鳴する一人。今年の2月にル・ブラッシュにあるブランパンの工房を訪問しました。トゥールビヨンやミニッツリ ピーターといった、組み立て るのが難しい複雑時計は、一 部の時計職人しか扱うことが できませんが、ブランパンの 工房では、複雑時計専門の時 計職人が熟練の技術でユニー クピースなどもオーダーメイ ドで製作しています。

トゥールビヨンやミニッツリピーターといった、組み立てるのが難しい複雑時計は、一部の時計職人しか扱うことができませんが、ブランパンの工房では、複雑時計専門の時計職人が熟練の技術でユニークピースなどもオーダーメイドで製作しています。

トゥールビヨンやミニッツリ ピーターといった、組み立て るのが難しい複雑時計は、一 部の時計職人しか扱うことが できませんが、ブランパンの 工房では、複雑時計専門の時 計職人が熟練の技術でユニー クピースなどもオーダーメイ ドで製作しています。

「時計も食も、すべては素材選びから始まります。“料理する”という過程で高い技術が必要になりますが、ほとんどの努力は見えないところで積み重ねる作業です。お客様に心から満足していただくには、どれだけ準備をしてきたかが大事なのです。そして何より、料理には厳格な規律として“正確な時間”が求められます。それは途方もない微調整の連続であり、ブランパンの時計職人が追い求めるものと同じなのです」。

日本料理の伝統を守りながらも、絶えず新しい創作を試みてきた松尾氏。工房に張り詰めている緊張感は、伝統に甘んじることのない情熱の表れなのだと教えてくれました。

3つ星「柏屋」シェフ松尾英明さん
2009年『ミシュランガイド京都・大阪2010』で2つ星、2010年『ミシュランガイド京都・大阪2011』で3つ星を獲得し、以後13年連続で3つ星を獲得した「柏屋」の総料理長。日本料理店を経営していた父親の影響で、この世界に入る。

2009年『ミシュランガイド京都・大阪2010』で2つ星、2010年『ミシュランガイド京都・大阪2011』で3つ星を獲得し、以後13年連続で3つ星を獲得した「柏屋」の総料理長。日本料理店を経営していた父親の影響で、この世界に入る。

ブランパン時計ファクトリー時計製造のゆりかごといわれるスイス・ジュウ渓谷の小さな町、ル・ブラッシュにある時計工房。1859年に古い風車小屋を改修して開設された工房は、長い年月を経た現在もなお、メティエダールや複雑時計が専門のアトリエになっています。

時計製造のゆりかごといわれるスイス・ジュウ渓谷の小さな町、ル・ブラッシュにある時計工房。1859年に古い風車小屋を改修して開設された工房は、長い年月を経た現在もなお、メティエダールや複雑時計が専門のアトリエになっています。


お問い合わせ/ブランパン ブティック 銀座
電話 03(6254)7233
URL:https://www.blancpain.com/

撮影/Fumito Shibasaki 〈Donna〉 構成・文/市塚忠義

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