〔特集〕20世紀&21世紀にグルマンを魅了 世界のスーパーシェフ列伝 美食は時代を映す鏡──。フランス料理を起点に、卓越した才能で各時代を牽引したスーパーシェフたちの功績と美食界の進化を辿る旅へとご案内します。
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ミシェル・ゲラール(1933~)
美味にしてヘルシー。心身を健康にいざなう料理
パティシエとして1958年にM.O.F.(国家最優秀職人章)を受章するなど道をきわめるも、料理人に転向。パリに「ポ=ト=フ」を開業し、軽やかな料理で大人気に。しかし店をたたみ、1974年41歳のとき、南仏ウジェニー・レ・バンに「ダイエットと美食」を掲げるホテルレストラン「レ・プレ・ドゥジェニー」を開業(1977年に3つ星)。著書名のとおりの『おいしく食べてふとらない料理』を実践する。創造性、美味、健康を実現する料理で、今に至るまで世界中からお客を集め続ける。
【主な弟子】
音羽和紀(宇都宮「オトワ レストラン」)、アラン・デュカス
(次回に続く。
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