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足裏のアーチがポイント。痛みを防ぐうえで習得したい“正しい立位”の姿勢

2024.04.24

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新世代の鍼灸師に訊く 第5回(2) 鍼灸院は「未病を予防する」ことから「病気を改善する」ことまで守備範囲が広く、身近な健康アドバイザーとしてもっと活用したい医療施設の一つです。前回の記事はこちら>>

スキマ時間でやってみよう!簡単セルフケア

仲野有草先生(Back to Basics 鍼灸整体治療院)

Back to Basics 鍼灸整体治療院

Back to Basics 鍼灸整体治療院 仲野有草(なかの・ゆうそう)先生
1978年、東京都生まれ。明治大学法学部卒業後、仲野弥和氏(医学博士)のもとで研修しながらユマニテク医療大学校で鍼灸師の資格を取得。仲野整體整骨本院で副院長を務め、のべ8万人以上の治療に携わる。2014年に最新のスポーツ医学を究めるために渡米。16年にBack to Basics 鍼灸整体治療院を開業。東京2020オリンピック・パラリンピックでは選手村クリニック鍼灸師として活躍。

“正しい立位”の姿勢を習得し、ダメージを受けにくい体をつくる

身体の機能運動性を高め、痛みを防ぐうえで習得したいのが基本である“正しい立位”の姿勢です。「脚の内側を通る腎経に両脚を引き寄せるように立つのがポイントです。正しい立位を維持するのは難しいため、脳がこの姿勢を思い出せるよう刺激を与えるつもりでときどき行いましょう。気持ちがすっきりして、スタイルアップ効果も期待できます」。

正しい立位の姿勢

すべての足指を上に反らすと足裏のアーチ(土踏まず)が深くなる(1)。

正しい立位の姿勢 1 アーチに力を入れながら親指だけを床につけた後(2)、ほかの足指も床につける(3)。

正しい立位の姿勢 2 正しい立位の姿勢 3 アーチを意識しながら床を踏みしめ、両脚を内側にキュッと寄せて立つ(4)。下腹に力が入り、おのずと正しい姿勢に。


正しい立位の姿勢 4

片脚立ち

片脚立ちヒップアップ&バランス力の向上
正しい立位の姿勢から右脚が90度に曲がるように高く上げ、左脚は床を踏みしめる。この姿勢を10秒キープした後、右脚をもとに戻す。左右交互に3セット繰り返す。脚を高く上げないとヒップアップ効果は期待できない。

股関節ストレッチ

股関節ストレッチ痛みの予防
正しい立位の姿勢から脚を肩幅に開いて立つ。腰に手を当て、ゆっくり息を吐きながら骨盤を前に押し出す。このとき床を踏みしめながら行うと下腹とお尻に力が入り、股関節の前部がよく伸びる。

※治療院HP「治療の流れ」のページでは腰痛や股関節痛のセルフケア動画を公開中。

診療案内

東京都港区西麻布4-8-31 レジデンス西麻布203
TEL:03(6447)7655
完全予約制(LINE予約可。詳細は治療院HP「ご予約」のページ参照)
診療時間/9時~20時
休診日/日曜・月曜・木曜
診療費/初回診療費(初診料・検査料を含む)1万8700円(税込み)
2回目以降診療費 1万4300円(税込み)
パーソナルトレーニング/30分 7700円(税込み)
https://b2b-care.jp/

Back to Basics 鍼灸整体治療院
※次回へ続く。

・連載「新世代の鍼灸師に訊く」の記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年05月号

家庭画報 2024年05月号

撮影/本誌・大見謝星斗 取材・文/渡辺千鶴

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