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タサン志麻さん、地元の小さないちごを使った「いちごのカスタードタルト」のレシピ

2024.04.09

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〔連載〕タサン志麻の田舎暮らし・春 大好評だった連載の休止から一年。お待たせしました。いよいよ再開です。舞台は志麻さん一家が購入した古民家がある静かな里山。リノベーション中のため近くの仮住まいに引っ越しして、家族5人の新しい暮らしが始まりました。季節ごとの豊かな自然や食材を、志麻さんの視点でお届けします。前回の記事はこちら>>

連載「タサン志麻の田舎暮らし」の記事一覧はこちらから>>

地元の小さないちごで作るスイーツ
「いちごのカスタードタルト]

小ぶりのいちごは子どもたちも食べやすいミニタルトにぴったり。


材料(直径6.5センチのタルト型10個分)

・いちご 15粒

■タルト生地 (作りやすい量)
・小麦粉 250グラム
・バター 225グラム
・粉糖(上白糖、グラニュー糖でも可) 125グラム
・卵 1個

■カスタードクリーム
・牛乳 200ml
・卵黄 2個
・グラニュー糖 大さじ2
・小麦粉 大さじ1

・粉糖 適量

作り方

(1)タルト生地を作る。ボウルに粉糖を入れ、小麦粉をふるい入れて混ぜる。手に小麦粉(分量外)をつけてバターを小さくちぎり入れる。
*バターは押しつぶしながらちぎると表面積が広がるうえ、手の熱で少し柔らかくなって粉となじみやすい。

(2)両手で押しつぶすようにしてバターに粉をなじませる。バターの大きなかたまりはつぶし、練らないように手で軽くすり合わせる。

(3)全体にさらさらとして黄色っぽい粒状になったら、卵を加えて混ぜ合わせる。一つにまとめてラップで包み、冷蔵庫で30分以上やすませる。

(4)カスタードクリームを作る。鍋に牛乳を入れて沸騰直前まで温める。

(5)ボウルに卵黄、グラニュー糖を入れて泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ、小麦粉を加えて軽く混ぜる。

(6)(5)に(4)を加えて均一に混ぜ、鍋に戻し入れて弱火にかけ、沸いてとろみがつくまでよく混ぜる。

(7)バットに平らに広げ入れ、表面にラップをぴったりとはりつけ粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。

(8)タルト生地を焼く。(3)を5ミリ厚さにのばし、型の直径より一回り大きめに切る。型に生地を隙間ができないように敷き込み、型の内側から親指と人差し指でつまむように軽く押しつける。

(9)生地にフォークで穴をあけ、冷蔵庫で30分やすませる。オーブンを180度に予熱する。

(10)オーブンで約20分、焼き色がつくまで焼き、粗熱が取れたら、型からはずして網にのせて冷ます。
*あればオーブンペーパーを重ねて、重石をのせて焼く。

(11)組み立てる。いちごは縦半分に切る。(10)に(7)のカスタードクリームを入れ、いちごを並べて粉糖をふる。

タサン志麻(タサン・しま)
料理人と家政婦の経験で培った、技やセンスが光るレシピが大好評。2023年、古民家を購入して、夫のロマンさんとリノベーションに奮闘中。3人の子どもの母。

(次回に続く。この連載の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年04月号

家庭画報 2024年04月号

撮影/本誌・大見謝星斗 構成・文/井伊左千穂

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