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高橋大輔さん特別インタビュー【前編】「やりがいしかなかった」。『滑走屋』について今、想うこと

2024.03.26

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あああ

ソロナンバー「Flame to the Moth」より。シングルとしての新プログラムは2019/20シーズンの「Phoenix」以来、実に4年ぶり。

ーー公演を拝見して『滑走屋』のタイトルの意味がよくわかったのですが、「スピードスケート?」と思うほどのスピード感で複数のスケーターたちが疾走するシーンも衝撃でした。今回、声をかけたスケーターの基準はどのようなものだったのでしょう?

D:今回のショーでは小劇場的な雰囲気の中で、スケートの力強さやスピード感を見せながら、観客の皆さんに飽きることなく「あっという間だった」と思っていただきたかったんです。疾走感が重要でした。僕自身が大会へ足を運び、力強いスケートをしていた若手たちをアンサンブルスケーターにスカウトしました。

僕の段階では今回は、ジャンプや踊りをそこまで重要視していなかったのですが、ゆまさんの振り付けが思ったより踊り要素も多めだったので、皆、必死に練習していましたね。


ーーあの一体感を見ていると、やはりキャスティングの妙も大きかったのではないかと思います。初めてアイスショーに出た選手たちもいたようですが、彼らにとって間違いなく一生の財産、転換期となる経験でしたね。

D:皆、ハマっていましたよね。幕が開いたら日に日に皆がイキイキしていき、楽しんでくれているのが伝わってきました。体は疲れているけれど、気持ちはエネルギーに満ち溢れているというか。本当によかったです。『滑走屋』を経験した今、彼らは今後どのアイスショーへ行ってもへばらないと思います(笑)。メインキャストは僕をいれて8人、アンサンブルスケーターは16人だったのですが、男子は一希(友野一希選手)と高志郎(島田高志郎選手)、女子は哉中ちゃんと佳菜子が中心になってまとめてくれたので、本当にありがたかったです。

ああああ

『滑走屋』同志として苦楽をともにした、演出・振り付け担当の鈴木ゆまさんと。写真は『滑走屋』インスタグラム公式アカウント@kassouya_officialより

高橋大輔さんプロデュース『滑走屋』の写真をフォトギャラリーで見る>>

後編へ続く。後編は明日3月27日配信予定です。


小松庸子/Yoko Komatsu
フリー編集者・ライター。世界文化社在籍時は「家庭画報」読み物&特別テーマ班副編集長としてフィギュアスケート特集などを担当。フリー転身後もフィギュアスケートや将棋、俳優、体操などのジャンルで、人物アプローチの特集を企画、取材している。

【連載】フィギュアスケート愛(eye)を見る>>>>

撮影/麻生えり 構成・文/小松庸子

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