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多くの名ピアニストを育てたロシアの名伯楽、ネイガウスが奏でるシューマンの美しさ

2024.04.12

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クラシック音楽を楽しく学べるトリビアを毎日お届け。

クラシックソムリエが語る「名曲物語365」 難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。記事の最後では楽曲を試聴することができます。連載一覧はこちら>>

第225回 シューマン『クライスレリアーナ』

イラスト/なめきみほ

イラスト/なめきみほ

ロシアの名伯楽が残した記念碑的名演を聴く

今日4月12日は、旧ソ連のピアニストで音楽教師、ゲンリヒ・ネイガウス(1888~1964)の誕生日です。

ロシア・ピアノ楽派の開祖と呼ばれた名伯楽ゲンリヒ・ネイガウスは、エリザベトグラード(現在のウクライナ共和国キーロヴォグラード)に生まれ、ウィーン音楽アカデミーとペトログラード音楽院を卒業。しかし、ロシア革命によって演奏活動の道を断念。キエフ音楽院で教鞭をとり始めます。

1922年からモスクワ音楽院の教授に就任し、「ネイガウス・スクール」と呼ばれる流派の中で、スヴャトスラフ・リヒテルやエミール・ギレリスなどの優れたピアニストを輩出したことはもはや伝説です。


次男のスタニスラフ・ネイガウス、そして孫のスタニスラフ・ブーニンも一時代を築いた名ピアニスト。そのゲンリヒ・ネイガウスが残した録音の中でも、1951年に録音されたシューマン(1810~56)の『クライスレリアーナ』は代表的な名演です。

E・T・A・ホフマンの音楽評論集から霊感を得たとされるこの作品は、自分自身や、後に妻となるクララを重ね合わせた名作です。


田中 泰/Yasushi Tanaka
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会代表理事。ラジオや飛行機の機内チャンネルのほか、さまざまなメディアでの執筆や講演を通してクラシック音楽の魅力を発信している。
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