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厳選のお米とご飯のお供を大切なかたに。人生の節目に、心に残る贈り物[八代目儀兵衛]

2024.03.21 | PR

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突然の弔事でも慌てない香典返し、お礼のマナー

故人を偲んでくださったかたがたへのお香典返しは、選び方やマナーにも心を配りたいもの。“どうやって心を伝えるか ”を、「八代目儀兵衛」当主の橋本儀兵衛さんと、葬儀接遇アドバイザーの木野島光美さんにうかがいました。

八代目儀兵衛代表取締役 橋本儀兵衛さん (はしもと・ぎへえ) 江戸時代後期から続く京 都の老舗米屋の8代目。 五つ星お米マイスター。 伝統の技と新たな発想で、 お米の新たな価値を創出 している。 葬儀接遇アドバイザー 木野島光美さん (きのしま・てるみ) 葬儀専門人財派遣・研修 企画会社「グランディメ モリー」代表取締役。冠 婚葬祭マナー研究所代表。 専門学校などの講師とし ても活躍。

右・八代目儀兵衛代表取締役 橋本儀兵衛さん (はしもと・ぎへえ) 江戸時代後期から続く京都の老舗米屋の8代目。五つ星お米マイスター。伝統の技と新たな発想で、お米の新たな価値を創出している。左・葬儀接遇アドバイザー 木野島光美さん (きのしま・てるみ) 葬儀専門人財派遣・研修企画会社「グランディメモリー」代表取締役。冠婚葬祭マナー研究所代表。専門学校などの講師としても活躍。

コロナ禍を経て変化したご葬儀の形式

木野島さん(以下、木野島) 私どもの会社では、さまざま な葬儀のサポートをさせていただいているのですが、 コロナ禍によってご葬儀の形も大きく変化しました。広く会葬者を招く従来の一般葬ではない、家族や近親者のみで執り行う家族葬や直葬・一日葬が定着したことで、故人にひと目会いたいというかたがたが参列できなくなってしまっているのが現状です。後から訃報を聞いて、お香典を書留で送るということがとても多くなりました。喪主としては、供花や弔電、お香典を頂戴したものの参列していただくことができない。けれどもきちんとお礼を伝えたいという中で、お香典返しとして心の込もったよい品を贈りたいと思われるかたが確実に増えていると思います。

橋本さん(以下、橋本) 以前より「八代目儀兵衛」では 慶事用をメインにさまざまなギフト提案をしてきたのですが、実はコロナ禍となってからの近年、弔事でもこのお米ギフトを使いたいというお客さまからのニーズがとても高まりました。お声を伺ってみると、故人さまがおいしいもの好きだったとか、お米が好きだったとか、そういった故人を偲ぶ想いをお米ギフトにのせて返礼にしたいということで選んでくださるかたも多いようです。お米は後に残らない“消えもの“で、 宗教や世代を問わず、どなたに贈っても喜ばれる返礼品として注目されはじめていると感じています。


木野島 これまでの一般葬、いわゆる義理で参列するかたも多かった時代は、おもてなしやお料理など、喪主さまの目線は大勢の一般会葬者に向いていたんです。多くが家族葬になった今、それは故人へとシフトしました。ですからお香典返しや引き出物も、故人が好きだったもの、故人だったらこの人にこういうものを贈るだろうなという品へと、選ぶ価値観自体が変わってきたんでしょうね。

ネット活用が増えたことでお米が注目されるように

木野島 もう一つの大きな変化として、インターネットを活用するかたが増えたことが挙げられます。今は葬儀社もネットでアクセスされるかたがものすごく多いです。特に新しい世代の喪主のかたは、ほとんどが活用なさっています。場合によってはお坊さまもネットで依頼するかたも。そして、ご供養の仕方から、棺の色やお花のことまで、しっかり主張して自ら選ばれるかたが増えてきましたね。お香典返しもしかりです。

橋本 今までは葬儀屋さんが扱っている返礼品の中から選ぶか、百貨店で商品を探されるというのが主だったと思います。しかしコロナ禍になってからは、弊社の商品をネット検索で見つけてくださるかたが格段に増えました。まだまだ弔事ギフトとしてお米を贈るのは珍しい部類に入ると思いますから、見た目を含めてサプライズ感と新味があるというのも、既存のものとは違う魅力として感じてくださっているのかもしれません。私たちはネット販売という利便性を生かしながら、電話をはじめとする多様な形での注文や問い合わせも承っていますし、サンプルを見ながら専門スタッフに相談できるギフトサロンも開設しているんです。それぞれのお客さまに応じて安心してお求めいただけるよう、サポートやサービスも充実させています。


下段には12種類のお米、上段には厳選されたご飯のお供9種類が品よく並ぶ、弔事用ギフトの偲シリーズ「雲竜」。

写真はイメージです。

お香典返しや返礼の品にふさわしいものとは

木野島 品選びに関しては、一般的には不祝儀を後に残さないという考え方から、使ってなくなる日用消耗品や食品といった、“消えもの“が好まれます。食品の場合は、ある程度日持ちするものがよいでしょう。お米は実はお香典のルーツ。かつては相互扶助的な意味合いもあって、喪家へお米をお持ちしていたんですね。それがいつの間にかお香に代わってお香典といわれるようになり、さらにダイレクトにお金をお包みするようになりました。古来日本人が心を託してきたお米は、返礼品としても故人さまへお供えするのにもふさわしい品だといえます。

橋本 日本人にとってお米は常に生活の身近にあって、主食として人々の命をつなぎ、本来はお金の代わりだった高貴なもの。神様へのお供えものとされる神聖な存在でもあります。故人を偲びつつ感謝の気持ちをお米に託すことを、日本人のよい習慣として定着させていきたいというのが僕自身の願いでもあります。

マナーやしきたりを要する弔事ギフト で、お客さまが恥をかくことがないよ う、できる限り一人一人に寄り添いた いと思っています。(橋本さん)

マナーやしきたりを要する弔事ギフトで、お客さまが恥をかくことがないよう、できる限り一人一人に寄り添いたいと思っています。(橋本儀兵衛さん)

戒名には故人の人柄が1字とか2字に込められていますから、挨拶文に記すことでより身近に感じていただけますね。

戒名には故人の人柄が1字とか2字に込められていますから、挨拶文に記すことでより身近に感じていただけますね。 (木野島光美さん)

お返しするタイミングや目安となる金額について

木野島 宗教によって法要などの流れは違いますので、返礼品を贈るタイミングも異なります(下の表参照)。日本で執り行われる葬儀の約9割となる仏式では、四十九日と呼ばれる忌明法要後1か月以内にお香典返しを贈るのが一般的です。新盆や年忌法要でもご参列いただいたかたには引き出物を準備します。神式は三十日祭または五十日祭後に。キリスト教式では、カトリックの場合は30日目の追悼ミサ、プロテスタントの場合は1か月後の召天記念日の後に返礼を贈ります。

一般的なご法要などの営み


橋本
 目安となる金額は基本的には半返しです。弔事用の偲シリーズは1000円台から5万円の商品まで、幅広いラインナップをご用意してるのですが、それは やはり、お香典はもちろん供花やお供えの品、弔電といったさまざまな心遣いに対して、皆さまがきちんとした形でお返しできるようにという配慮から。さらに、誰からどういったものをいただいたかをしっかりと把握するのも大事なことですから、芳名帳をもとに氏名や故人との関係、香典金額、供花などの情報をまとめてデータにする芳名帳整理サービスも始めました。

お香典返しを配送する場合には感謝を込めた挨拶状を

木野島 お香典返しを先さまへ配送する場合は、マナーに適った挨拶状を添えることも大切ですよね。

橋本 八代目儀兵衛では、定型文に必要な情報を入力するだけで作れて商品に添えられる弔事用挨拶状を揃えています。また、商品とともに遺族の想いまで伝えたいと考え、文面の中に戒名を記せたり、直筆の手紙をお入れするオプションもご用意しました。ご要望に合わせて細やかに、先さまへ感謝の気持ちをお届けします。

八代目儀兵衛

感謝を「おいしさ」に込めて極上のお米を贈る

1787年に創業した京都の老舗米店を祖とする「八代目儀兵衛」の偲シリーズは、弔事専用の商品。2合ずつ個包装となったお米が、トーンを抑えた上品な色の風呂敷に包まれています。

風呂敷の彩りは、かさねの色目などから着想したもの。ふ んわりとした結び目を解くと中から2合袋が現れる。

風呂敷の彩りは、かさねの色目などから着想したもの。ふんわりとした結び目を解くと中から2合袋が現れる。

お米の種類は、和食向き、おむすび用、洋食に合うもの、炒飯向きなど、用途別の12種類。どれも産地銘柄に捉われることなく味や食感を徹底して追求し、研ぎ澄まされた目利きと、追随を許さぬブレンドの技によって生み出されたものです。同社のお米はすべて橋本さん自身が年に1000回以上の試食を重ねて吟味し、精米方法やブレンド比率などを決めているのだそう。「お米の真のおいしさを知ってほしい」という強い心意気を感じる格別な味わいです。左・弔事に適した全包装で、かけ紙の水引のデザインや表 書きなどが選べる。挨拶状は3種類を用意(一部有料)。右・ オプションで外包み風呂敷 1650円も(対象商品のみ)。

左・弔事に適した全包装で、かけ紙の水引のデザインや表書きなどが選べる。挨拶状は3種類を用意(一部有料)。右・オプションで外包み風呂敷 1650円も(対象商品のみ)。


偲ぶ心を、美しい形に表してお届けします。

雲竜 〈うんりゅう〉
「八代目儀兵衛」がプロデュースしたオリジナルの厳選お供とお米のセット。うにやあわび、松茸など贅沢食材を堪能できる。価格:2万1000円 /内容:〈上段〉雲丹と鮑めし×1個、松茸めし×1個、湯葉丼×2個、丹波黒とひじき×1個、京の竹の子×1個、のり(しお)×1個、ゆずのり×1個、佃煮(ちりめん山椒)×1個、梅干し×6個 〈下段〉料理米2合、12種類 重量:6795g/サイズ:縦30.5×横36×高さ14cm

価格:2万1000円 /内容:〈上段〉雲丹と鮑めし×1個、松茸めし×1個、湯葉丼×2個、丹波黒とひじき×1個、京の竹の子×1個、のり(しお)×1個、ゆずのり×1個、ひじき梅×1個、梅干し×6個 〈下段〉料理米2合、12種類 重量:6715g/サイズ:縦30.5×横36×高さ14cm ※写真はイメージです。内容は変更になる場合があります。


貴船 〈きぶね〉
「丸久小山園製」の2種類のお茶、炊き込みご飯のもと、佃煮など、ご飯のおいしさを引き立てる13種類のお供とお米のセット。価格:1万6500円/内容:〈上段〉のり(しお)×2個、(ゆず&わさび)各1個、佃煮(ひじき梅&塩吹き昆布&ちりめん山椒)各1個、炊き込み(京の竹の子&丹波しめじ)各1個、ごま塩×1個、梅干し×2個、しょう油×1個、ほうじ茶×1個、玄米茶×1個、八穀米×1個 〈下段〉お米2合(300g)、12種類 重量:6285g サイズ:縦30.5×横36×高さ14cm

価格:1万6500円/内容:〈上段〉のり(しお)×2個、(ゆず&わさび)各1個、佃煮(ひじき梅&塩吹き昆布&ちりめん山椒)各1個、炊き込み(京の竹の子&丹波しめじ)各1個、梅干し×2個、しょう油×1個、ほうじ茶×1個、玄米茶×1個、八穀米×1個 〈下段〉お米2合(300g)、12種類/重量:5950g/サイズ:縦30.5×横36×高さ14cm ※写真はイメージです。内容は変更になることがあります。

満 〈まん〉
一つ一つを手仕事で包んだ折り目正しい美しさと、和の彩りが記憶に残るギフトとなる、12種類のお米の詰め合わせ。価格:5500円/内容:お米2合(300g)、12種類/重量:4100g/サイズ:縦30.5×横36×高さ7cm

価格:5500円/内容:お米2合(300g)、12種類/重量:4100g/サイズ:縦30.5×横36×高さ7cm

京の米老舗 八代目儀兵衛
●お問い合わせ・ご注文
フリーダイヤル 0120-803-009(日曜・祝日・休業日を除く10時〜17時)
オンラインショップ URL:https://www.okomeya.net/houji 
メール info@okomeya.net 
FAX 050-4560-1202

●ギフトサロン(完全予約制)
京都・七条と東京・築地に完全予約制のギフトサロンも開設。ギフトサロン予約希望のかたは、お電話にてご連絡ください。

●送料について
1配送につき850円 ※沖縄・北海道・離島を除く(お届け先1 か所につき5400円以上をお買い求めの場合は送料無料)

撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/梶井明美 着付け/鈴木雅子 取材・文/鈴木博美

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