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里山の自然と、和の文化に囲まれて。“ちょうどいい”街「小松市」で暮らす豊かな日々

2024.03.26 | PR

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飛行機、新幹線を利用して都市圏へも通いやすく、最近は、リモートワークの移住者も増えている石川県・小松。2024年3月には、北陸新幹線の小松駅も開業しました。自然が身近にあり、文化レベルが高いというバランスの良さが魅力ですが、移住者や子育て世帯を支援する制度も充実しています。ご自身も移住して子育てをしながら女将として働いている梶あい子さんに、小松の魅力を伺います。
●お話を伺った方
プロフィール 日本料理 梶助 梶あい子さん

熊本県出身。日本料理 梶助の女将。16歳の男の子、12歳の女の子の母。東京の高級料亭「なだ万」に接客係として就職し、帝国ホテル店に勤める。同じく「なだ万」で修業していた現社長の梶太郎さんと結婚。15年前に小松市へ移住。●日本料理 梶助(石川県小松市大和町141 電話:0761-22-8314)

魅力1 和の文化が息づく街

茶道や芸能、芸術などを推奨する文化振興策がとられた小松は和の文化が息づく街です。なかでも「歌舞伎のまち」として知られ、歌舞伎十八番の内「勧進帳」の舞台として登場する「安宅の関」には、弁慶・富樫・義経の三体の銅像が建てられているなど、歌舞伎と縁の深いスポットやイベントがたくさんあります。

5月に開催される「お旅まつり」では、奉納神事として「曳山子供歌舞伎」が上演されます。250年以上の長きにわたる歴史を持ち、絢爛豪華な曳山の舞台上で、主に小学校高学年の女子が役者となって歌舞伎を披露。その名演技も評判です。


「小松の文化は町衆が受け継いできたもの。そんな町衆の心意気と粋が詰まった曳山は、装飾も町ごとに違います。町の文化が凝縮された曳山に注目すれば、その町の歴史も見えてきて面白いですよ」と梶さん。

左は、「お旅まつり」の曳山行事。絢爛豪華な曳山は町ごとに装飾も異なる。右は、夜になりライトアップされた曳山八基曳揃え。写真提供/こまつ観光物産ネットワーク

毎年2町が当番町となり、それぞれの曳山の上で子供歌舞伎を上演する。写真提供/こまつ観光物産ネットワーク

「伝統工芸に携わる作家や職人さんと距離感が近いというのも魅力の一つです。ギャラリーで素敵な作品を見つけたら、すぐに連絡がとれて、工房にもお邪魔して、お話しさせてもらったり、女将修行をする上でとても勉強になりました」。

魅力2 豊かな自然に触れ合える環境

日本海と霊峰・白山に囲まれた自然豊かな街・小松は、地域資源の宝庫。白山山系を源として育まれた肥沃な加賀平野の中心部に位置する木場潟は、水郷公園として整備され、市民の憩いの場です。

山側へ向かえば、面積の7割ともいわれる里山・奥山地域が広がり、「豊かな自然に気軽に接することができることも魅力です」と梶さん。
木場潟

木場潟公園は、4つの園地があり、1周6.4kmの園路で結ばれ木場潟を周遊でき、連日多くの人がウォーキングを楽しむ。春には、約1700本の桜並木が広がる。写真/小松市

里山エリアの滝ヶ原は、若いアーティストやクリエイターがその美しい自然や里山生活に惹かれ、移住地としても人気の場所。拠点となる滝ヶ原ファームでは、移住メンバーが農的生活を実践するだけでなく、アートやデザインの視点で発信し、里山と都市のあいだを橋渡ししています。

キャプション

左は、滝ヶ原エリアに残るアーチ型石橋。石切り場から産出された滝ヶ原石は、城の石垣にも使われた。右は、滝ヶ原ファームでの農業活動。地元の人や都会の人を呼び込み、さまざまなイベントを行う。写真/小松市

魅力3 移住支援、切れ目ない子育て支援が充実

移住先として注目される小松は、飛行機、新幹線を利用して都市圏へも通いやすく、最近は、リモートワークの移住者も増えています。自然が身近にあり、文化レベルが高いというバランスの良さが魅力ですが、移住者や子育て世帯を支援する制度も充実しています。

小松市の「移住・子育て支援」について公式サイトで詳しく見る>>


「東京都内から長男が2歳のときに、小松へ移住してきましたが、保育園にすぐ入れたということに驚きました。その前に、お試しで保育園に半日預けられる「マイ保育園利用券」制度を利用することもでき、空いた時間をリフレッシュや自分の好きなことに使ってもいいというのが有難かったですね。園の先生からも『ママが好きな時間を過ごして笑顔で迎えにきてね』とお声がけいただき、子どもを預けてもいいんだとホッとしたのを覚えています。無料で3回使うことができましたが、園を選ぶ際にも役に立ちました」。

制度だけではありません。移住者が居心地よく暮らせているのは、小松の風土もあるそうです。

「小松は、転勤族も多い街なので、地域の人々も受け入れに慣れています。園や支援施設などで困っているとみなさん温かく声かけしてくれました。そこからあっという間にママ友の輪が広がり、ママ友とも子連れでたくさん遊びに出かけました。よそから来た人を温かく受け入れてくれる。そんな小松の風土もあって、自分の居場所を作れたと感じます」。

移住者である梶さんが「安心して子育てに邁進できた」とにこやかに話す、小松での暮らし。小松が自分らしく生きていける場所であることが伝わってきました。

小松市広報サイト「HELLO小松」
https://komatsu-city.note.jp/

●お問い合わせ
小松市 子育て支援課 電話:0761-24-8057
https://www.city.komatsu.lg.jp/

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撮影/山岸政仁 取材・文/直江磨美 撮影協力/日本料理 梶助

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