季節を楽しむガーデニング 連載「365日 花散歩に出かけよう」から、その月に咲くおすすめの一年草、多年草・宿根草、花木をそれぞれ紹介します。
2月の庭で咲く「花木」
一覧でご紹介します。見比べながら日々のガーデニングの参考に、咲かせてみたい花を探してみてください。
オウバイ
枝垂れるように伸びた枝に、明るい黄色の花が並び咲く樹姿が魅力的。後ろで咲く黄色の花はナノハナ。早春に黄色の花が咲くと、景色がパーッと明るくなり、春が近づいているんだなとうれしい気持ちになります。
詳しく読む＞＞ ミツマタ
枝の先端に小さな花が集まり、ボール状の花房に。花が下向きに咲くのも風情があります。
詳しく読む＞＞ 花ウメ
豊後系・豊後性の枝垂れ品種の‘藤牡丹’。愛らしいピンクの花が枝垂れる枝に並び咲くさまには思わず「かわいい！」と声を上げてしまいました。早咲きのウメには少なかった枝垂れタイプの華やかで風情がある姿を楽しめるのもこの時期から。
詳しく読む＞＞ サンシュユ
小さな黄色の花がかたまりになって枝につくさまがとても愛らしい！ 芽吹き前の枝につくので花色がよく目立ちます。
詳しく読む＞＞ ギンヨウアカシア
葉が短く小さなギンヨウアカシア。花が開くとふんわりした印象になり、とてもきれい！
詳しく読む＞＞ ネコヤナギ
シルバー色の花穂がたくさんつくと、春にだいぶ近づいていることを感じます。本当にネコのしっぽのようでかわいらしい！
詳しく読む＞＞ ダンコウバイ
小さな黄色の花のかたまりがポンポンと枝につく様子がとてもかわいらしい！ 細い枝が多く出ますが、その枝にも花が咲きます。
詳しく読む＞＞ ジンチョウゲ
散歩道で見かけることが多くなった白花のジンチョウゲ。爽やかな印象で人気があります。
詳しく読む＞＞ ボケ
朱赤、淡いピンク、白の3色が同じ株に咲く咲き分けのボケ。この華やかさを目にすると、一気に春めいた気持ちになります。
詳しく読む＞＞ 早春〜春咲きのツバキ
ピンクのツバキの代表ともいえるのがこの品種。‘乙女椿’は2月から咲き出します。生け垣などにもよく利用されるので、このかわいらしさを散歩道で堪能できるかもしれません。
詳しく読む＞＞ アセビ
小さなベル型の白花が房状にたくさん咲きます。常緑で葉がよく茂っている中で咲くので、それほど目立つわけではないのですが、アップで見るとこんなにかわいらしかったんだーと魅力を再発見！
詳しく読む＞＞ MEMO
・一年草花が咲き、種子ができると枯れてしまうのが「一年草」。育てやすく、ガーデニング初心者におすすめです。
・多年草・宿根草枯れることなく毎年花を咲かせるのが「多年草」。徐々に大きくなっていくので、経年変化が楽しめます。「宿根草」は冬に枯れてしまった後も根だけが残り、翌年にまた花を咲かせます。植え替える必要がなく、毎年楽しめるのが魅力。
・花木（かぼく）「花木」は花や実を愛でて楽しむために植える樹木のこと。比較的に少ないメンテナンスで存在感のある景色が楽しめます。
