「美肌ゾーン」の重ね塗りがポイント。より艶高く！ 長井かおりさん流ベースメイク術

〔特集〕潤いとハリで七難隠す　艶肌ファンデーション　素肌感を感じる仕上がりがスタンダードとなり、薄づきで艶やかに仕上がるファンデーションが増えています。選ぶアイテムやベースメイクのノウハウをアップデートして今の時代にふさわしい肌を手に入れましょう。　前回の記事はこちら＞＞

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肌悩みが集中するゾーンを艶やかに仕上げると肌全体も美しく見えます

ファンデーションを顔全体に薄くのばしてから、肌印象を左右する「美肌ゾーン」だけ塗り重ねるのが、長井かおりさん流艶肌づくりの最大のポイント。

【ここが「美肌ゾーン」】

「このゾーンに多発するシミ、シワ、くすみをカバーしながら艶を重ねることで肌全体が美しく見えるうえ、頰骨の高さが強調されるのでリフトアップした印象に。メイクの効かせどころなので引き算の考えは捨ててしっかり塗ってください。大人の肌づくりには潔さが必要です」と長井さん。ハイライトやコンシーラーなど別のアイテムを重ねるわけではないので、ごく自然な仕上がりで高いメイク効果が得られます。

【全体に薄く塗った状態】

【美肌ゾーンに重ね塗りした状態】艶やかにリフトアップして見えます！

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Step1［トーンアップ下地］

頰から全体に下地を塗り広げる
やや多めの量を両頰にのせ、乳液をなじませるように顔全体に広げます。



首全体にもなじませる
「首も顔の一部です」と長井さん。下地で明るく整えて美肌印象をアップ。

【使用したのは】コスメデコルテ　フローレススキン グロウライザー 内側からふわっと光が広がるような透明感や血色を与えて、黄ぐすみが気になる肌も自然にトーンアップ。毛穴や凹凸もカバー。SPF20・PA++ 30g 4950円／コスメデコルテ

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Step2［艶肌ファンデーション］

ファンデーションを頰から全体にやさしくのばす
100円玉大の量を両頰と額にのせ、スポンジの広い面ですべらせます。そのままのスポンジで額、鼻やまぶたも塗ります。

1円玉大のファンデーションを美肌ゾーンに重ねる
目頭の下から頰骨の上まで、指をすべらせ塗り広げます。涙袋は陰影を残したほうが目もとの表情が生きるので避けます。

スポンジでタッピングして丁寧になじませる
既にファンデーションがしみ込んだ面をあて、軽くトントンと叩いてなじませてから、きれいな面で塗りむらをならしなじませます。

【使用したのは】SHISEIDO　エッセンス スキングロウ ファンデーション
みずみずしく潤う艶肌に。SPF30・PA+++ 30ml　全12色　7590円／SHISEIDO　左下・程よい厚みと弾力で均一に塗れる。バリュースポンジ　ダイヤ型　タイプM　6P　462円／ロージーローザ

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Step3［コンシーラー］

美肌ゾーン以外の気になるシミをカバー
ファンデーションを塗っても目立つシミだけカバー。アイシャドウチップでスタンプを押すようにのせ、スポンジで軽くぼかします。

【使用したのは】シャネル　ル ブラン コンシーラー クリーミーなタッチで密着し、濃いシミもしっかりカバー。頼もしいロングラスティング設計。紫外線カット効果も。SPF40・PA+++2.7g 全5色 6270円／シャネル

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Step4［ルースパウダー］

ルースパウダーをパフにしっかり含ませる
パフにパウダーをもみ込んで、内側のすみずみまで行き渡らせます。むらなく塗るためにはこのひと手間が大切です。

くずれやすいTゾーンは押さえなじませる
Tゾーンは軽く2つ折りにしたパフの折り目で圧をかけて押さえフィットさせます。小鼻の脇は鼻の下をのばしながら。

顔全体にやさしくふんわりとなじませる
Tゾーン以外はファンデーションの艶を消さないよう、力を抜き軽く触れる程度のやさしさで。首も同様に重ねます。

【使用したのは】SUQQU　ザ ルース パウダー 青みペールピンクの微細なパウダー。しっとり、ふんわり、透き通る薄羽衣のような仕上がりで艶と透明感を与えトーンアップ。20g 1万1000円／SUQQU

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【みずみずしく艶めくベースが完成】Finish

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