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あなたが知らない“メイドイン和歌山”に出会う。「プレミア和歌山」お墨付きの新名品!

2024.01.26 | PR

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和歌山県自慢の逸品が集まる「プレミア和歌山」の魅力とは。

南高梅やみかんのほか、世界遺産の高野山・熊野古道でも知られる和歌山県は、長い歴史の中で育まれてきた特産品や匠の技の宝庫です。そんな地域の魅力を全国へ発信すべく生まれた「プレミア和歌山」は、生鮮食品から工芸品まで、数々の“メイドイン和歌山”から、安心・安全で和歌山らしさあふれる品を認定する制度。

2008年の発足から約15年を経て、認定されたアイテムは1000品以上。それらが網羅された「プレミア和歌山」のウェブサイトは、紀州のおいしいもの、美しいもの、便利なものを探す際にまずチェックしたい情報源です。

他では見つからない地元の味覚や丁寧に作られた手仕事の品は、意外性のある贈り物としても喜ばれること間違いなし。毎年発表される認定品の中でも、特に注目すべき審査委員特別賞とそれに次ぐ奨励賞を受賞した商品から、その魅力を紐解いていきましょう。

地元で愛される秘伝の味つけ「ごんちゃん」

春の息吹を感じさせるイタドリの煮付け「ごんちゃん」はご飯のお供に最適。

春の息吹を感じさせるイタドリの煮つけ「ごんちゃん」はご飯がすすむ秘伝の味。

癖になる甘辛い味つけと生姜の香り、そしてコリコリとした独特の食感……。53事業者106商品のエントリーから、2022年度の特別賞に選ばれたのは、県内で初めて山菜のイタドリを商品化したという「ごんちゃん」。日高川町で昔から「ごんぱち」の愛称で親しまれるイタドリを煮つけにした、お酒との相性も抜群なお総菜です。


「ごんちゃん」を作る日高川町生活研究グループ美山支部は、地域の女性たちを中心に50名ほどで活動しており、地元の食材を生かしたさまざまな加工品を製造、道の駅などで販売しています。中でも「ごんちゃん」は毎年完売必至のベストセラー商品。今回、満を持しての特別賞受賞となりました。

イタドリを手にした日高川町生活研究グループ美山支部の代表・竿本千明さん(左)とイタドリ部会の竿本みき代さん(右)。「ごんちゃん」を活用したアレンジ料理も研究中で、試作段階では炒飯やパスタが好評だったそう。

イタドリを手にした日高川町生活研究グループ美山支部の代表・竿本千明さん(左)とイタドリ部会の竿本みき代さん(右)。「ごんちゃん」を活用したアレンジ料理も研究中で、試作段階では炒飯やパスタが好評だったそう。

受賞理由の一つである独自の味つけは、初代会長が試作と試食会を重ね、3年以上かけてたどり着いたレシピで、詳しい製造工程は秘密。イタドリを食べる文化自体も全国的には珍しく、まさにここでしか出会えない味です。

「痛みを取る」薬効が語源という説もあるイタドリは、ポリフェノールが豊富に含まれる健康食材。数年前から「ごんちゃん」に使う茎部分以外の花や葉、皮を、ジャムやお茶、ドレッシングなどにした商品も開発し人気を博しており、より一層イタドリへの関心が高まっています。

日高川町生活研究グループ美山支部「ごんちゃん」150g 648円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

日高川町生活研究グループ美山支部「ごんちゃん」150g 648円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

一方で、近年では鹿などに食べられ山での収穫量が減少していることから、グループでは休耕田を利用してイタドリの栽培にも取り組んでいます。畑の整備や収穫は大変な作業ですが、この食文化を守り伝えるべく奮闘中。日高川町の人たちのさまざまな思いが詰まった「ごんちゃん」をぜひ味わってみてください。

まるでもぎたての完熟みかんそのもの!「マルケンみかんジュース 賢宝」

朝日に映える目が覚めるようなオレンジは、新鮮さを閉じ込めた濃厚な果汁ゆえ。

朝日に映える目が覚めるようなオレンジは、新鮮さを閉じ込めた濃厚な果汁ゆえ。

みかんの収穫量日本一を誇る和歌山県。みかんを使った数ある商品の中で、奨励賞を勝ち取った「マルケンみかんジュース 賢宝」は、ひと口飲めば誰もが納得するピュアな味わいが魅力です。

驚くほどの甘さとすっきりとした後味の理由は、「山選り(やまより)」という独自の方法でみかん作りを行っているから。山選りでは、栽培の段階から何度も選別作業を重ね、樹上で完熟させたみかんだけを収穫・出荷します。この選び抜かれた完熟みかんを、新鮮なうちに皮をむいて絞った100%ストレートジュースが「マルケンみかんジュース 賢宝」です。

口当たりがよくビタミンなどの栄養素も豊富なみかんジュースは一日の始まりに最適。鮮やかなオレンジが朝の食卓をぱっと明るくしてくれます。

株式会社マルケンみかん「マルケンみかんジュース 賢宝」1本(200ml)550円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

株式会社マルケンみかん「マルケンみかんジュース 賢宝」1本(200ml)550円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

また、山選りにより、時には深夜にまで及んだという収穫後の選別作業が大幅に軽減。高齢の農家が農業を続けやすくなったり、若い人材が参加したりと地域にも好循環が生まれています。おいしさを追求しながら持続可能な農業へと前進する「マルケンみかん」。日本をリードする取り組みにも注目です。

古座川流域の自然を味わう「南紀 熊野蜜」

パンやヨーグルトに合わせるのはもちろん、雑味のない甘さは生ハムやチーズ、フルーツとも好相性。

パンやヨーグルトに合わせるのはもちろん、雑味のない甘さは生ハムやチーズ、フルーツとも好相性。

山林地帯が9割ほどを占め、コンビニエンスストアや信号もないという古座川町は、まさに木と水の町。その豊かな自然が凝縮された蜂蜜「南紀 熊野蜜」が奨励賞を受賞しました。

ブナ科のスダジイやナラ、カシなど古座川流域の樹木を中心に、日本ミツバチが集めるさまざまな花の蜜が混ざり合った「南紀 熊野蜜」。蓋を開けると青々とした植物の香りがふわりと漂い、雑味・えぐみのないまろやかな甘さに、食べた人から感動の手紙が届くこともあるといいます。

そのわけは、蜜の精製に遠心分離機を使わず、自然に垂れるのに任せる「垂れ蜜」の手法を採用しているから。収穫量は少ないものの、不純物が混ざりにくく、蜂蜜本来の深みのある上品な味わいを守ることができます。

ベリー工房高田「南紀 熊野蜜」500g 1万1000円、200g 4400円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

ベリー工房高田「南紀 熊野蜜」500g 1万1000円、200g 4400円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

紀州・熊野地方での養蜂の歴史は1000年続くといわれるほど古く、明治から近代においても“幻の蜂蜜”として珍重されてきました。10年ほど前に古座川町に移住した「ベリー工房高田」の高田美弥子さんが養蜂を始めたのは、地元の養蜂家との交流がきっかけ。受け継がれる伝統の裏には人と人とのつながりがあるようです。

冬越ししたミツバチは2月~3月になると活発に動き出し、7月~8月に春に集めた花の蜜によって盛んに蜂蜜を作ります。古座川町の春を瓶に詰めた「南紀 熊野蜜」。今年はどんな味わいになるのでしょうか。

環境と贈り先に優しいモダンな胡蝶蘭「フォアスSOSO」

純白の胡蝶蘭と紀州漆塗りのモダンな花器がアーティスティックな空間を演出。

純白の胡蝶蘭と紀州漆塗りのモダンな花器がアーティスティックな空間を演出。

ビジネス関連のお祝いのシーンで贈答品としてよく使われる胡蝶蘭。奨励賞を受賞した「フォアスSOSO」は、祝福の気持ちが伝わるゴージャスさとインテリア空間に映えるモダンなデザイン、そして受け手にとっての利便性を兼ね備えた、今の時代に合った胡蝶蘭です。

生産を行う「ヒカル・オーキッド」の農園があるのは温暖な気候に恵まれた有田市。東南アジアを原産とする胡蝶蘭の生育に適した土地です。この場所で40年にわたって胡蝶蘭専門の生産農家として事業を行う同社は、年間20万株という国内トップクラスの生産量を誇ります。

そんなヒカル・オーキッドが独自に取り組むのが、SDGsに貢献する商品「フォアスシリーズ」の開発。フォアスシリーズの胡蝶蘭は花器や支柱などに金属・プラスチックを一切使用せず、紙、竹ひご、ヒノキなどの素材を使って花姿を整えることで、ナチュラルな上質感を演出するとともに、役割を終えた後の処分も容易にしています。

有限会社ヒカル・オーキッド「フォアスSOSO」6万6000円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

有限会社ヒカル・オーキッド「フォアスSOSO」6万6000円。詳細は「プレミア和歌山」公式サイトから。

さらにユニークなのは、花が終わった胡蝶蘭を返送すると、栽培に精通するプロによって再育成され、ふたたび商品として流通するという点。適切に管理することで繰り返し花を咲かせる胡蝶蘭の特性を無駄なく生かす取り組みです。

「フォアスSOSO」は、高品質な胡蝶蘭を和歌山県の伝統工芸「紀州漆塗り」と日高町の「熊野黒竹」を用いた花器に合わせた商品。船出をイメージしたデザインは新たな門出を祝うギフトにぴったりです。

審査委員特別賞・奨励賞には、その土地の特性や文化を生かした個性的な逸品が集まりました。プレミア和歌山認定品の中には、この他にもたくさんの魅力的な商品が揃っています。和歌山から全国へ羽ばたく、まだ見ぬ“いいもの”を探しに「プレミア和歌山」をのぞいてみませんか。

プレミア和歌山 公式サイト
https://premier-wakayama.jp/

プレミア和歌山 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/premier_wakayama/

撮影/大見謝星斗 スタイリング/阿部美恵

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