ジャガー・ルクルトが“真のマニュファクチュール”である理由【人生を彩る時計メゾン】

【ジャガー・ルクルト】真のマニュファクチュール

人生を彩る時計メゾン 「ジャガー・ルクルト」
複雑時計の渓谷と呼ばれるスイスのジウ渓谷。そのエリアで代表格の時計メゾンが、時計業界屈指のマニュファクチュールといわれる「ジャガー・ルクルト」です。前回の記事を読む＞＞　連載一覧はこちら＞＞

時計製造のすべてを自社で行う実力派メゾン

スイス人時計師のジャック=ダヴィド・ルクルトとフランス人時計師のエドモンド・ジャガー、２人の天才の出会いによって誕生した「ジャガー・ルクルト」。

1833年、ダヴィドの祖父であるアントワーヌ・ルクルトが時計工房を作ったスイスのジュウ渓谷に、現在も本社を構えています。


スイスには「マニュファクチュール」を謳う時計メゾンが少なくありません。しかし、時計製造のすべてを担う「真のマニュファクチュール」は、ほんのひと握り。

ジャガー・ルクルトの自社内製率は業界トップクラスで、設計からデザイン、パーツ製造、組み立てまで一貫生産することで有名です。その技術力の高さは400以上の特許登録、1300種類の自社キャリバーを保有していることが証明しています。

職人技が際立つ時計技術とジェムセッティング技巧の融合

しかし同社が、この技術力の高さに甘んじることはありません。それが「マスター1000コントロール」と呼ばれる精度検査です。時計はすべて1000時間におよぶ精度チェックを受け、合格したものだけが出荷されます。

こうした真面目な時計作りに加え、ジェムセッティングなどの彫金技も、超一流。

6時位置の小窓にはマザー・オブ・パールを背景に、昼夜を示す太陽と月が交互に姿を現します。「ダズリング・ランデヴー・ナイト＆デイ」（18Kピンクゴールド×ダイヤモンド×マザー・オブ・パール、アリゲーターストラップ、ケース径36ミリ、自動巻き）価格は要問い合わせ／ジャガー・ルクルト

女性の優美さを追求したランデヴーコレクションの「ダズリング・ランデヴー・ナイト＆デイ」には590石、メゾンのアイコンであるレベルソコレクションの「レベルソ・ワン・デュエット・ジュエリー」には335石のダイヤモンドが時計を豪華に飾ります。

眩いほどに煌めくダイヤモンドと、その輝きに全く引けを取らない自社キャリバーの完成度。この２つが組み合わさることで、ジャガー・ルクルトの腕時計は、唯一無二となるのです。

ケースを反転させると裏面からもう１つの黒い文字盤（表面と同時刻）が現れます。「レベルソ・ワン・デュエット・ジュエリー」（18Kピンクゴールド×ダイヤモンド、アリゲーターストラップ、ケース縦40×横20ミリ、手巻き）730万4000円（予価）／ジャガー・ルクルト